ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひ。抜粋ノート(39箇所)

 

 抜粋ノート

 

 

 

・「質問ストーミング」

→新しい解決策を

 考える代わりに、

 全員で

 問題について

 質問する。

 驚くことに、

 質問オンリーの手法は、

 難しい問題の

 本質的要素に

 より深く

 切り込み、

 今まで気づかなかった

 問題の側面に

 全員の目を

 開かせてくれた。

 

 

・村人の三つの願い

→ある村に

 貧しいけれど

 謙虚で

 真面目に

 暮らしている

 夫婦がいた。

 その夫婦の元に

 預言者エリジャが

 貧しい身なりで

 現れた。

 エリジャが

 一杯の水を

 乞うたところ、

 その夫婦は

「さぞかし

 お困りでしょう。

 お茶と

 一緒に

 パンを

 是非

 食べて

 いってください。

 良ければ、

 今夜の夕食も

 いかがですか」

 と家に招き入れた。

 そして

 夕食には

 可能な限りの

 料理を作って

 エリジャをもてなした。

 夕食の席で

 預言者エリジャは

 その村人夫婦に

「お礼として

 三つの願いを

 叶えましょう」

 と言った。

 夫婦は喜んで

「家が

 あまりにも

 狭く

 小さいので

 できれば

 もっと

 大きい家に

 住みたいです。

 また

 服装も

 あまりに

 貧しいので

 立派な服が

 着たいです。

 それに

 貧乏で

 暮らしが

 大変なので

 金貨も

 欲しいです」

 と言った。

 翌日

 夫婦が

 目を覚ましてみると

 自分たちの住んでいる

 家は

 みすぼらしい小屋から

 広々とした

 庭に囲まれた

 大豪邸に

 変わっていた。

 着ている服は

 すべて豪華な衣服に、

 そして

 あり余る金貨が

 机の上に

 置かれており、

 エリジャの姿は

 消えていた。

 三年後、

 預言者エリジャは

 また

 その村に

 戻ってきた。

 今度も

 非常に

 貧しい姿だった。

 そして

 あの村人夫婦を訪ねると

 家には

 高い塀が

 張り巡らされて、

 門番が

 番犬を

 連れていた。

 エリジャが

「一杯の水を

 ください」

 と言うと

 この門番は

「お前のような者に

 やる水はない」

 言って

 犬を

 けしかけようとした。

 犬の吠える声を

 聞いて

 出てきた

 家の主人は

 エリジャの貧しい姿を

 一目見ると、

「さっさと

 立ち去るがよい」

 と言って

 くるりと背を向けて

 家の中に入ってしまった。

 エリジャは

「金持ちになると、

 貧しい者への配慮を

 すっかり

 忘れてしまった。

 貧しいときには

 優しい心を持っていたのに

 何ということか」

 と言うや否や

 一度は叶えた

 望み、三つを

 すべて取り上げてしまった。

 翌朝起きると

 村人夫婦は

 また小さな小屋に

 ボロ着をまとって、

 金貨一枚もない

 生活に

 戻ってしまった。

 その後も

 夫婦は

 生涯

 貧しいままだった。

 

 

・どんなに

 裕福な

 金持ちであっても

 助け合いの心を

 持たない

 人間は

 豪華な料理に

 塩がないのと

 同じである。

 

 

・カリフラワーに棲む虫は、

 カリフラワーが全世界だと思っている。

 

 

・我々の周りには

 他者がいる。

 そして

 われわれは

 他者と

 結びついて

 生きている。

 人間は、

 個人としては

 弱く

 限界があるので、

 一人では

 自分の目標を

 達成することは

 できない。

 もしも

 一人で生き、

 問題に

 一人で

 対処しようとすれば、

 滅びてしまうだろう。

 人類の生も

 続けることは

 できないだろう。

 そこで、

 人間は、

 弱さ、欠点、限界のために、

 いつも

 他者と

 結びついているのである。

 自分自身の幸福と

 人類の幸福のために

 もっとも

 貢献するのは

 共同体感覚である。

 

 

・最も重要な課題を

 三つ挙げて、

 それを三つの

 重要な質問に変える。

 

 

①様々な状況で

 人々が

「用事」

 を片付けようとする

 様子を

 見守り、

 彼らが

 本当に

 片付けたがっている

 用事について

 ヒントを得る。

②人、プロセス、企業、技術などを

 観察し、

 別の状況に

 (おそらくは多少の修正を加えて)

 適用できる

 解決策を

 探す。

 

 

・ある一日の

「なるほど!」体験だけが

 観察じゃない。

 イノベータは

 いつでも

 周りの世界を

 観察し、

 質問を投げかけている。

 観察が

 人格の一部に

 なっているのだ。

 普通の人が

 埋もれたままにしている

 能力だ。

 

 

①顧客が

 どんな用事を

 片付けるために

 どんな製品を

 使っているかを

 積極的に

 観察する。

②意外なことや

 普通でないことに

 注目する。

③新しい環境のなかで

 観察する

 機会を

 見つける。

 

 

・人々が

 用事を

 片付けようとする

 様子の

 観察から、

 新製品・新サービスの

 洞察を

 得るのは、

 簡単なことのように

 思える。

 だが、

 ほとんどの

 企業経営者が、

 この

 単純で

 当たり前のことに

 ほとんど

 時間を

 かけていないのだ。

 

・当然のことながら、

 我々の調査した

 イノベータは、

 普通の人よりも

 頻繁に

 新しい環境に

 身を置いていた。

 新しい国を訪れる、

 いろいろな企業を訪問する、

 普段出ないような会議に出席する、

 博物館などの面白そうな場所を訪れる、

 など。

 

 

・注意を引きたい相手に

「あなたの

 アイデアに、

 考え方に

 興味があるのです」

 と訴えること。

 人の助けになりたい、

 一目置かれたい

 という

 相手の欲求を

 利用する。

 意見や考えを

 求められると

 たいていの人は

 満足感を

 覚える。

 あなたが関心があるのは

 相手のアイデアであって、

 資金ではないことを

 はっきり示そう。

 

 

・面白い話相手になること。。

→経験の広さがものをいう、

 様々な場所を訪れ、

 体験を積み、

 本を読み、

 幅広い

 ネットワークをもつことで、

 相手に

 関心を持ってもらえる

 確率が高まる。

 

 

・将来成功する方法について

 手がかりを得るには、

 実験に勝る方法はない。

「もし~だったら」

 の質問に対する

 答えを出すのに

 最も適した方法なのだ。

 

 

ジェフ・ベゾス

「実験は

 イノベーション

 カギだ。

 予想通りの

 結果が出ることは

 めったになく、

 多くを学べるから」

「社員には、

 あえて

 袋小路に

 入り込んで、

 実験しろ

 とハッパをかけている。

 実験にかかる

 コストを減らして、

 できるだけ

 たくさん

 実験できるように

 している。

 実験の回数を

 100回から1000回に

 増やせば、

 イノベーションの数も

 劇的に増える」

 

 

・様々な試みを通して

 新しい実験をすること。

 

 

・イノベータは、

 新しい経験に挑む、

 ものを分解する、

 試作品や実証実験を通して

 アイデアを試す、

 という

 三種類の実験で

 手がかりを得て、

 新しい洞察を

 促している。

 質問、観察、ネットワーキングは、

 過去と現在のデータを得るには

 良い方法だが、

 将来成功する方法についての

 手がかりを得るには、

 実験に勝る手段はない。

 つまり

 実験は、

「もし~だったら」

 の質問への

 答えを得る、

 最良の方法なのだ。

 鋭い質問を

 投げかけ、

 顕著な状況を

 観察し、

 しかるべき人たちと

 話をすれば、

 それほど多くの

 実験を行わずに

 済むことを

 イノベータは知っている。

 こうして

 実験にかかる

 コストと時間を

 節約している。

 最後に、

 たいていの実験は

 計画通りに

 いかない。

 そのうえに

 膨大な時間の

 無駄になるかもしれないが、

 最終的な成功を導く

 手がかりを得るには、

 実験が

 唯一の手段である場合が

 多いことを

 イノベータは承知している。

 

 

・あなたは、

 お金のことを

 今まで

 真剣に

 考えたことが

 あるでしょうか?

 私が観察する限りでは、

 普通の人が

 お金持ちにならない

 最大の理由は、

「お金を大切なものとして、

 真剣に捉えていない」

 ことです。

 

 

・面白いのは、

「お金のことを

 真剣に

 考えることのない」

 普通の人が、

 実は

 一番

 お金のことを

 考えています。

 お金のことを

 考えていると

 意識しないだけで、

 実は

 しょっちゅう

 考えているのです。

 

 

「お金のことを

 真剣に考える」

 とは、

 お金と真剣に

 向き合うことを

 意味します。

「お金の問題のせいで、

 人生が

 つまらなくなっている

 現状」

 について

 真剣に考えることを

 意味します。

 ほとんどの人が

 この作業を

 していません。

「お金を使うこと」

 に関しては、

 しょっちゅう

 考えますが、

 お金について

 マスターしようとは

 考えたことが

 ないのです。

 それが、

 あなたが

「お金に縁のない」

 人生を送る

 大きな理由です。

 

 

バーナード・ショー

「普通の人間は、

 一生の間

 ほとんど

 頭を

 使わない。

 私は、

 一週間に二~三度

 頭を

 使っただけで

 金持ちになった」

 

 

・お金について

 時間をとって

 考えてみてください。

「あなたにとって、

 お金とは

 何ですか?」

 

 

・多くの成功者は、

「このままじゃ

 ダメだ!

 今の生き方を

 変えよう!」

 と、

 人生のある時点で

 真剣に

 決めています。

 

 

・今

 自分がいる場所から、

 どのようなパターンで

 金持ちになれるか、

 シミュレーションをしてみる

 必要があります。

 そのうえで、

 具体的な戦略を

 練らなければ

 いけないでしょう。

 ある日気づいたら、

 急に

 金持ちになることは

 ないのです。

 

 

・とにかく

 部屋に

 閉じこもっているような

 ヤクザは

 失格。

 外に出て行って

 人と会わないと

 始まらない。

 例えて言うなら、

 石を蹴飛ばして

 飛んで行ってしまったら、

 ただの石ころ。

 だが、

 蹴飛ばしても

 動かない

 石もある。

 こうした石は

 深く埋まっていて、

 そこを掘れば

 大きな鉱脈が

 見つかるかもしれない。

 つまり、

 いかに

 石を

 蹴り続けるか。

 とにかく

 何かすることが

 重要だ。

 

 

・人の

 生まれと

 死にかたは、

 本の

 表紙と裏表紙のようなものである。

→あるとき、

 家柄の良い狐と、

 生まれが卑しい狐が

 道で出会った。

 いったい

 生まれの良い狐と、

 家柄の悪い狐などが

 いるだろうか、

 と訝ってはならない。

 本当は、

 血筋の良い人間や、

 悪い人間だって

 いるはずはないのだから。

 とにかく、

 由緒正しい家の狐の息子は、

 もう一匹の狐に

 自分の家柄を

 自慢した。

 すると、

 もう一匹の狐のほうが

 答えた。

「君の家は、

 君で終わるが、

 僕の家は、

 僕から始まる」

 人間にとって、

 生まれと

 死にかたは、

 たいして

 重要ではない。

 飾りのようなものだ。

 どうやって

 生きているか、

 そして

 生きたか、

 その生きかたの内容こそ

 重要なのである。

 

 

・井戸に唾を吐く者は、

 いつか

 その水を

 飲まなければならない。

→ある時

 ラビが

 町を歩いていると、

 自分の庭の石ころを

 道路に運んで

 捨てている

 男を

 見た。

 そこで

 ラビは、

「あなたは

 どうして

 そんなことを

 しているのですか?」

 と尋ねた。

 しかし、

 男は

 笑って

 何も答えなかった。

 10年経ち、20年が過ぎ、

 この男は

 自分の土地を

 売ることになった。

 さて、

 人手に渡して、

 よその町に行こうと

 歩き出した途端、

 昔

 自分が捨てた

 石につまずいて

 転んでしまった。

 これは

 自分が行った行為は、

 忘れていても

 必ず

 自分に戻ってくる

 ということを

 教えている。

 

 

・あまりありすぎると、

 何かが欠ける。

 

 

・もし

 事態が良くならなかったら

 待てー-

 もっと

 悪くなるはずだ。

 

 

・何も選択しないということは、

 一つ選んだことになる。

 

 

「なぁ、只野

 俺は

 生きてるのが

 もうすっかり

 めんどうくさく

 なっちまったよ

 つくづく

 すべてが

 イヤに

 なっちまったよ」

「じゃあ

 自殺しちゃえば

 いいじゃないですか」

「バカヤロー」

「死ぬって

 きっと

 案外

 いいものですよ。

 夜

 眠る時

 あ~

 これで

 楽ちんだ

 と思うでしょ

 そのまま

 起きないだけ

 じゃないですか

 体が疲れたら

 眠るように

 人生に疲れたら

 死ぬ

 それで

 いいんですよ」

「オマエと話してると

 グチも言えなくなるわい

 まったく

 もう」

 

 

・カマラ・ハリス

→壁を破ることに

 価値があるのです。

 壁を破ることは、

 何より

 後世のために

 道を作ることでも

 あるのですから。

 

 

ビル・ゲイツ

→自分が出したアイデアを、

 少なくとも

 一回は

 他人に

 笑われるようでなければ、

 独創的な

 発想をしている

 とは言えない。

 

 

マイケル・ジョーダン

→10本連続で

 シュートを外しても

 僕は

 躊躇わない。

 次の一本が

 成功すれば、

 それは

 100本連続で

 成功する

 最初の一本

 かもしれないだろう。

 

 

・世界に

 誤った生き方をしている

 三通りの人間がいる。

 すぐに腹を立てる人間

 簡単に人を許す人間

 あまりにも頑固な人間

 

 

・人生は

 賢者にとっては

 夢であり、

 愚かな者にとっては

 ゲームであり、

 金持ちにとっては

 喜劇であり、

 貧乏人にとっては

 悲劇である。

 

 

・賢い人とは誰か?

 あらゆる人から学べる人。

 強い人とは誰か?

 感情を抑えられる人。

 豊かな人とは誰か?

 自分の持っているもので満ち足りている人。

 人に愛される人とは誰か?

 あらゆる人をほめる人。

 

 

・ある時、

 二人の男が

 ラビのところに

 相談に来た。

 一人は

 町一番の金満家で、

 もう一人は

 貧しい男だった。

 二人は

 待合室で待たされたが、

 金持ちのほうが

 少し早く着いたので、

 先に

 ラビの部屋に

 通された。

 そして、

 一時間すると、

 部屋から

 出てきた。

 貧しい男が、

 次に入った。

 すると、

 五分で終わった。

「ラビよ!

 金持ちの時には、

 あなたは

 一時間も

 かけました。

 それなのに、

 私は

 五分です。

 それで

 公平でしょうか?」

 男は抗議した。

 ラビは

 すぐ答えた。

「まあまあ、

 わかるよ。

 あなたの場合には、

 貧しいことは

 すぐわかった。

 しかし、金持ちの場合には、

 心が貧しいことが

 わかるまで、

 一時間も

 かかったのだ」

 

 

・大金持ちには、

 子どもはいない。

 “相続人”しか

 いない。

→金銭は、

 長い間、

 金や銀でできていたので、

 元来

 冷たいものであった。

 夏、

 硬貨に触ってみてほしい。

 ひんやりするはずだ。

 しかし、

 貧しい者は、

 お金をあまり持てないので、

 握りしめて

 金銭に

 人間の温かさを

 伝えた。

 金持ちは、

 蔵や銀行に

 使わないお金を

 たくさん

 貯えておく。

 人間に

 滅多に

 触れることがないので、

 お金独自の冷たさを

 保っている

 つまり、

 お金は、

 持っている人間が

 温めたり、

 あるいは

 冷たいままに

 しておくことができる。

 人間次第なのだ。

 金持ちは、

 お金に囲まれているので、

 金銀の持つ冷たさが、

 自分や家族に

 移ってしまうことがある。

 大金持ちは

 子どもがいても、

 子どもではない。

 相続人なのである。