ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひ。抜粋学習ノート(抜粋22箇所)名言、格言、名文

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  抜粋ノート

 

 

 

「悪い」と

「良くなっている」は

 両立する。

「悪い」は

 現在の状態、

「良くなっている」は

 変化の方向。

 2つを

 見分けられるように

 しよう。

「悪い」と

「良くなっている」が

 両立し得ることを

 理解しよう。

 

 

・良い出来事は

 ニュースに

 なりにくい。

 ほとんど

 良い出来事は

 報道されないので、

 ほとんどの

 ニュースは

 悪いニュースになる。

 悪いニュースを

 見たときは、

「同じくらい

 良い出来事が

 あったとしたら、

 自分のもとに

 届くだろうか?」

 と考えてみよう。

 

 

・ゆっくりとした

 進歩は

 ニュースになりにくい。

 長期的には

 進歩が見られても、

 短期的に

 何度か

 後退するのであれば、

 その後退のほうが

 人々に

 気付かれやすい。

 

 

・悪いニュースが

 増えても、

 悪い出来事が

 増えた

 とは限らない。

 悪いニュースが

 増えた理由は、

 世界が

 悪くなったからではなく、

 監視の目が

 より届くようになったから

 かもしれない。

 

 

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・美化された

 過去に

 気を付けよう。

 人々は

 過去を

 美化したがり、

 国家は

 歴史を

 美化したがる。

 

 

・「グラフは、

 まっすぐに

 なるだろう」

 という

 思い込みに

 気付くこと。

 実際には、

 直線のグラフのほうが

 珍しいことを

 覚えておくこと。

 直線本能を

 抑えるには、

 グラフには

 様々な形があることを

 知っておくこと。

 

 

・何でもかんでも、

 直線のグラフを

 当てはめないように

 しよう。

 多くのデータは

 直線ではなく、

 S字カーブ、

 すべり台の形、

 コブの形、

 あるいは

 倍増する線

 のほうが

 当てはまる。

 子供は、

 生まれてから

 半年で

 大きく

 成長する。

 でも、

 いずれ

 成長が

 ゆっくりになることは、

 誰にだってわかる。

 

 

・「恐ろしいものには、

 自然と

 目がいってしまう」ことに

 気付くこと。

 恐怖と危険は

 違うことに

 気付くこと。

 人は

 誰しも

「身体的な危害」

「拘束」

「毒」

 を恐れているが、

 それが

 リスクの

 過大評価に

 つながっている。

 恐怖本能を

 抑えるには、

 リスクを

 正しく

 計算すること。

 

 

・世界は

 恐ろしい

 と思う前に、

 現実を

 見よう。

 世界は、

 実際より

 恐ろしく見える。

 メディアや

 自身の関心フィルタのせいで、

 あなたのもとには、

 恐ろしい情報ばかりが

 届いているからだ。

 

 

・リスクは、

「危険度」と「頻度」、

 言い換えると

「質」と「量」

 の掛け算で

 決まる。

 リスク=危険度×頻度 だ。

 ということは

 つまり、

「恐ろしさ」は

 リスクとは

 関係ない。

 

 

・行動する前に

 落ち着こう。

 恐怖で

 パニックになると、

 物事を

 正しく

 見られなくなる。

 パニックが

 収まるまで、

 大事な決断をするのは

 避けよう。

 

 

・ひとつしかない数字を

 ニュースで見かけたときは、

 必ず

 こう問いかけてほしい。

→この数字は、

 どの数字と

 比べるべきか。

 この数字は、

 1年前や10年前と

 比べたら

 どうなっているか?

 この数字は、

似たような

 国や地域のものと

 比べたら

 どうなるか?

 この数字は、

どの数字で

 割るべきか?

 この数字は、

合計すると

 どうなるのか?

 この数字は、

 ひとりあたりだと

 どうなるのか?

→できるだけ、

 量ではなく

 割合を

 計算しよう。

 その後で

 数字が

 重要かどうか

 判断すればいい。

 

 

・ただひとつの数字が、

 とても重要であるかのように

 勘違いしてしまうことに

 気付くこと。

 ほかの数字と

 比較したり、

 割り算をしたり

 することによって、

 同じ数字から

 まったく違う

 意味を

 見出せる。

 過大視本能を

 抑えるには、

 比較したり、

 割り算をしたり

 するといい。

 

 

・比較しよう。

 大きな数字は、

 そのままだと

 大きく見える。

 ひとつしかない

 数字は

 間違いのもと。

 必ず

 疑ってかかるべきだ。

 ほかの数字と

 比較し、

 できれば

 割り算を

 すること。

 

 

・80・20ルールを

 使おう。

 項目が並んでいたら、

 まずは

 最も大きな

 項目だけに

 注目しよう。

 多くの場合、

 小さな項目は

 無視しても

 差し支えない。

 

 

・割り算をしよう。

 割合を見ると、

 量を見た場合とは

 まったく違う

 結論に

 たどり着くことがある。

 たいていの場合、

 割合のほうが

 役に立つ。

 特に、

 違う大きさの

 グループを

 比べるのであれば

 なおさらだ。

 国や地域を

 比較するときは、

「ひとりあたり」

 に注目しよう。

 

 

・人間は

 いつも、

 何も考えずに

 物事を

 パターン化し、

 それを

 すべてに

 当てはめてしまうものだ。

 しかも

 無意識にやってしまう。

 偏見があるかどうかや、

 意識が高いかどうか

 は関係ない。

 人が生きていく上で、

 パターン化は

 欠かせない。

 それが

 思考の枠組みになる。

 どんな物事も、

 どんな状況も、

 すべてを

 まったく

 新しいものとして

 捉えていたら、

 自分の周りの世界を

 言葉で

 伝えられなくなってしまう。

 

 

・世界の大半の人たちの

 生活レベルは、

 着実に上がっている。

 レベル3の人口は、

 今の20億人から

 2040年には

 40億人に増える。

 世界中の

 ほぼ

 すべての人が

 消費者になりつつある。

 間違ったイメージに

 とらわれて、

 世界のほとんどの人は

 貧しすぎて

 何も買えない

 と思い込んでいると、

 史上最大の

 ビジネスチャンスを

 見逃してしまう。

 

 

・みなさんが

 ニュースで

 よく見かけるのは

 レベル4の

 日常生活だし、

 逆に

 危機の映像は

 レベル4以外の

 ものばかりだ。

 グーグルに

「トイレ」

「ベッド」

「コンロ」

 と打ち込んでみるといい。

 レベル4の

 写真しか

 出てこない。

 ほかのレベルの

 暮らしぶりを

 見たくても、

 グーグルは

 役に立たない。

 

 

・「自分の

 分類の仕方は

 間違っている

 かもしれない」と

 いつも

 疑ってかかったほうがいい。

 よく使ってしまう分類を、

 常に

 見直し続けるのに

 役立つ方法。

①同じ集団の中の違いと、

 違う集団のあいだの

 共通点を探すこと。

②「過半数」に

 気を付けること。

③例外に

 気付くこと。

④自分が「普通」だと

 決めつけないこと。

⑤ひとつのグループの例を

 ほかのグループに

 当てはめていないかを

 振り返ること。

 

 

・人間は

 昔から、

 あまり

 変化のない

 環境で

 暮らすことを

 選んできた。

 違う環境に

 次々と

 自分を合わせるよりも、

 同じ環境に慣れ、

 それが続くと

 考えるほうが、

 生き残りには

 適していたのだろう。

 

 

①分断本能を抑えるには

→大半の人が

 どこにいるかを

 探そう。

②ネガティブ本能を抑えるには

→悪いニュースのほうが

 広まりやすいと

 覚えておこう。

③直線本能を抑えるには

→直線も

 いつかは

 曲がることを

 知ろう。

④恐怖本能を抑えるには

→リスクを

 計算しよう。

⑤過大視本能を抑えるには

→数字を

 比較しよう。

⑥パターン化本能を抑えるには

→分類を

 疑おう。

⑦宿命本能を抑えるには

→ゆっくりとした変化でも

 変化していることを

 心に留めよう。

⑧単純化本能を抑えるには

→ひとつの知識が

 すべてに

 応用できないことを

 覚えておこう。

⑨犯人捜し本能を抑えるには

→誰かを責めても

 問題は

 解決しないと

 肝に銘じよう。

⑩焦り本能を抑えるには

→小さな一歩を

 重ねよう。