ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ読書記録No.19 (抜粋9箇所)『あんぽん 孫正義伝』佐野眞一著

 

  『あんぽん 孫正義伝』

     佐野眞一 著

 

 

 

・「僕が

 今日あるのは、

 おばさん一家の

 おかげです。

 もし

 この家と

 知り合っていなければ、

 僕は

 いまごろ

 不良少年に

 なっていたでしょう」

→人との出会いに

 感謝し、

 それを

 伝える。

 自分自身が

 今あることは

 出会った

 全ての人たちのおかげ。

 

 

「商売って

 要するに、

 できるだけ

 安く買って

 高く売ること

 ですよね。

 でも

 事業家は

 違います。

 鉄道や

 道路、

 電力会社など

 天下国家の礎を

 作るのが、

 事業家です。

 

 

「宇宙の果てには

 何があるんでしょうか?

 そもそも、

 宇宙の始まりって、

 どこなんでしょうか?」

 

 宇宙は

 有限なのか、

 無限なのか。

 約140億年前、

 ビッグバンで

 残った

 放射線

 宇宙マイクロ波

 背景放射が

 我々の

 全方向から

 取り巻いている。

 でも、

 これが

 物理的な“端”

 というわけではない。

 我々の見える

 宇宙には

 限界がある。

 その向こうに

 何があるのか

 わかっていない。

 永遠に

 続いているのか、

 球体か円環の

 可能性も。

 これが

 正しければ、

 宇宙全体の

 大きさは

 有限だが

 円のように

 始点も

 終点も

 端も

 ないことになる。

カリフォルニア工科大学

 物理学研究教授

「より遠くを望むには、

 時間を遡ることになる。

 観測できる

 宇宙の全体でなく、

 一部を端として

 考えるほかない。

 

 宇宙原理

「宇宙は

 均一であり、

 どの方向も

 同じように

 見える」

 狭い範囲で見ると、

 星団や惑星があり、

 均一とは

 言えない。

 だが

 宇宙全体で見渡すと、

 どの方向も

 ムラがなく

 均一。

 宇宙は均一だから

 特別な場所がなく、

 平凡。

→特別な場所がない、とは

「中心がない」

「果てがない」

 ことを意味している。

 140億年前

 ビッグバンを起点に

 宇宙が膨張。

→宇宙の中心が

 ビッグバンの場所

 と思いたくなるが、

 宇宙原理により、

 宇宙には

 中心がない。

 

 

・お客さんを

 開拓するのは、

 理屈じゃないんです。

 相手に

 少しでも

 喜んでもらいたい、

 という

 純粋な気持ちが

 なければ、

 お客さんは

 開拓できません。

 

 

・彼は

 未来のことしか

 話さなかった。

 そういう話の中で、

 何が流行るのか、

 何がビジネスのヒントになるのか、

 そうしたことを

 的確に

 嗅ぎ分ける

 能力を

 感じたんです。

 

 

・動機、善なりや。

 事業の動機が、

 自分の利益などの

 不純なものであっては

 長続きしないし、

 大成することは

 できない。

 

 

・事業の成功

 というより、

 一回限りの

 人生で

 何を成したか、

 何を成そうとして

 精一杯生きたか

 ということのほうが

 はるかに

 大切。