ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ読書記録No.26 (抜粋17箇所)『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著

 

   『7つの習慣』

    個人、家庭、会社、人生のすべて

    ――成功には原則があった

      スティーブン・R・コヴィー 著

 

 

 

・人格主義

→「成功」

 といわれる

 ような

 人生には、

 その裏付けとなる

 原理原則があり、

 その原則を

 体得し

 人格に

 取り入れる以外に、

 人が

 真の成功を

 達成し、

 永続的な

 幸福を

 手に入れる

 方法はない。

 

 

・個性主義

→人間関係や

 自己PRのテクニック。

 積極的

 あるいは

 前向きな

 考え方と

 姿勢。

「成功は

 態度で

 決まる」

「笑顔は

 友達を

 つくる」

「念ずれば

 道は

 必ず

 開かれる」

 

 

「あらゆる人の

 手の中に、

 善

 または

 悪

 を行う

 巨大な力が

 委ねられている。

 それは、

 その人の

 人生

 そのものが

 周りに

 与える

 影響である。

 どう見せかけるかでなく、

 本当のところ、

 あなたは

 どうあるかが

 常に

 周りに

 発信し続けているのだ」

 

 

・老婆と若い女性の絵

→経験によって

 受ける条件付けが、

 私たちの

 知覚や

 パラダイム

 強烈な

 影響を

 与えている。

→周りの人との

 接し方も

 パラダイムによって

 決まる。

 自分は

 客観的

 かつ

 正確に

 物事を

 見ているつもりでも、

 他人も

 また、

 鮮明

 かつ

 客観的に

 全く

 違った

 見方をしている。

 立場は

 その人の

 立っている

 場所によって

 異なる。

→物事を

 あるがままに、

 つまり

 客観的に

 見ていると、

 思い込んでいるが、

 私たちは、

 世界を

 あるがままに

 見ているのではなく、

 私たちの

 あるがままに

 世界を

 見ているに

 すぎない。

 

 

パラダイム転換

「ああ、なるほど」

 

 

・エピソード

 ある

 日曜日の朝、

 ニューヨークの

 地下鉄で

 体験した

 小さな

 パラダイム転換を、

 私は

 忘れることが

 できない。

 乗客は

 皆、

 静かに

 座っていた。

 ある人は

 新聞を

 読み、

 ある人は

 思索に

 耽り、

 また

 ある人は

 目を閉じて

 休んでいた。

 すべては

 落ち着いて

 平和な

 雰囲気であった。

 そこに、

 ひとりの

 男性が

 子供たちを連れて

 車両に

 乗り込んできた。

 すぐに

 子供たちが

 うるさく

 騒ぎ出し、

 それまでの

 静かな

 雰囲気は

 一瞬にして

 壊されてしまった。

 しかし、

 その男性は

 私の隣に

 座って、

 目を閉じたまま、

 周りの状況に

 全く

 気が付かない

 様子だった。

 子供たちはといえば、

 大声を出したり、

 物を投げたり、

 人の新聞まで

 奪い取ったりする

 ありさまで、

 なんとも

 騒々しく

 気に障るものだった。

 ところが、

 隣に座っている

 男性は

 それに対して

 何もしようとは

 しなかった。

 私は、

 苛立ちを

 覚えずには

 いられなかった。

 子供たちに

 そういう

 行動を

 させておきながら

 注意もせず、

 何の責任も

 取ろうとしない

 彼の態度が

 信じられなかった。

 周りの人たちも

 イライラしているように

 見えた。

 私は

 耐えられなくなり、

 彼に向って

 非常に控えめに、

「あなたの

 お子さんたちが

 皆さんの

 迷惑になっている

 ようですよ。

 もう少し

 おとなしくさせることは

 できないのでしょうか」

 と言ってみた。

 彼は

 目を開けると、

 まるで

 初めて

 その様子に

 気が付いたかのような

 表情になり、

 柔らかい、

 物静かな

 声で

 こう

 返事した。

「ああ、

 ああ、

 本当に

 そうですね。

 どうにか

 しないと……。

 たった今、

 病院から

 出て来たところなんです。

 一時間ほど前に

 妻が……。

 その子たちの

 母親が

 亡くなった

 ものですから、

 いったい 

 どうすれば

 いいのか……。

 子供たちも

 混乱している

 みたいで……」

 その瞬間の

 私の気持ちが、

 想像できるだろうか。

 私の

 パラダイム

 一瞬にして

 転換してしまった。

 突然、

 その状況を

 全く

 違う目で

 見ることが

 できた。

 違って見えたから

 違って考え、

 違って感じ、

 そして、

 違って行動した。

 今までの

 イライラした

 気持ちは

 一瞬にして

 消え去った。

 自分の

 とっていた

 行動や態度を

 無理に

 抑える

 必要は

 なくなった。

 私の心に

 その男性の

 痛みが

 いっぱいに

 広がり、

 同情や哀れみの

 感情が

 自然に

 あふれ出たのである。

「奥さんが

 亡くなったのですか。

 それは

 本当に

 お気の毒に。

 何か

 私に

 できることは

 ないでしょうか」

 一瞬にして、

 すべてが

 変わった。

 

 

・周りの人との

 深い

 充実した

 人間関係を

 築くためには、

 まず

 相手の言葉を

 聴くことから

 始めなければ

 ならない。

 そこでは

 精神的な

 強さが

 要求される。

 

 

「力を借りることは、

 弱さをつくり出す」

 まず、

 力を借りた人が

 弱くなる。

 なぜなら、

 物事を

 成し遂げるために、

 外的な力に

 いっそう

 依存するように

 なるからだ。

 そして

 また、

 強要された人も

 弱くなる。

 自主的な

 判断や

 自判の力が

 育たないからである。

 最後には

 お互いの関係も

 弱くなってしまう。

 協力の代わりに

 恐怖が生まれ、

 一方は

 ますます

 横暴に、

 そして

 一方は

 ますます

 防衛的に

 なっていくからだ。

 

 

 

・教えるべきときと

 そうでないときが

 ある。

 

 

・真の意味では

 心から

 分かち合うには、

 まず

 所有している

 という気持ちが

 必要。

 

 

アルバート・アインシュタイン

「我々の

 直面する

 重要な

 問題は、

 それを

 つくったときと

 同じ考えの

 レベルで

 解決することは

 できない」

→個性主義で

 生活する中で

 私たちが

 つくってきた

 人間関係などの

 問題は、

 実は

 もっと

 深い

 根本的な

 問題の

 結果であり、

 その問題が

 生じたときに

 考えていたような

 上辺だけの

 レベルで

 解決することは

 できない。

 

 

インサイド・アウト

(内から外へ)

→自分自身の

 内面を

 変えることから

 始める

 ということであり、

 自分自身の

 根本的な

 パラダイム、人格、動機などを

 変えることから

 始める

 ということ。

 

 

・アウトサイド・イン

(外から内へ)

→被害者意識に

 悩み

 自由を

 束縛された

 不幸な

 人々であり、

 自分の

 うまくいかない

 状況の

 責任を

 周りの人や環境の

 せいにする。

 

 

T・S・エリオット

「我々は

 探求を

 やめては

 ならない。

 そして

 我々の

 すべての

 探求の

 最後は、

 初めにいた

 場所に

 戻ることにあり、

 その場所を

 初めて

 知ることにある。

 

 

「思いの

 種を

 蒔き、

 人格を

 刈り取り、

 人格の種を

 蒔いて

 人生を

 刈り取る」

 

 

「習慣は

 太い縄

 のようなものだ。

 毎日

 一本一本ずつ

 糸を

 より続けると、

 やがて

 それは

 断ち切れないほどの

 ものになる。

 

 

・習慣は、

 知識・スキル・やる気

 という

 3つの要素から

 なっている。

①知識

→「何をするか」

 「なぜそれをするか」

②スキル

→「どうやってするか」

③やる気

→動機

 「それを実行したい」