ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ独学ノート -抜粋21箇所

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   独学ノート

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・「もしかしたら、

 いつか

 すべてを

 やれるかも」

 という

 希望を

 打ち砕くための

 準備段階として

 必要なことは、

「やりたいこと」

「やること」

「やるべきこと」

「やったほうがいいこと」

 その他

 すべてのことを

 可視化することです。

①紙に

 仕事やキャリアで

 成し遂げたい、やること、やりたいこと、

 やるべきこと、やったほうがいいこと、

 いつかやりたいことを

 合計25個

 リストに書き出す。

 25個出せない人は、

 それ以外に

 人生で

 達成したいことでもいい。

②書き出した

 25個のゴールの中でも、

 特に、

 絶対に成し遂げたい

 5つのことに

 〇(まる)をつける。

③〇(まる)をつけなかった

 5つ以外の

 20個のことには、

 二重線を引く。

 この二重線を引いた

 20個のことが

 まさに

 絶対に

「やらない」ことになる。

ウォーレン・バフェット

 マイク・フリント

(飛行士として10年間勤めていた)

 という従業員に対して

 行ったワークだと言われている。

「絶対に成し遂げたい

 5つのことだけに

 時間を集中して、

 他の20個には、

 1秒も

 時間を投資するな」

 

 

・気分一致効果

→Mood congruency effect 。

 その時々の

 気分や感情に

 見合った情報に

 目が向きやすくなる、

 あるいは

 関係した記憶を

 思い出してしまう効果。

 

 

・損失回避

→Loss aversion 。

 利益の獲得より、

 損失の回避を

 好む傾向。

①確実に1万円をもらえる。

②50%で2万円もらえるが、

 50%で0円になる。

 の二択と

①確実に1万円失う。

②50%で2万円失うが、

 50%で0円になる。

 の二択の違い。

 

 

・サンクコストの誤謬

→Sunk cost fallacy 。

 今まで投資した

 コストのうち、

 撤退・中止しても

 戻ってこない分を

 サンクコスト

 と呼ぶ。

 今まで投資した

 コストが

 無駄になる恐怖から、

 これまで行ってきた行為を

 正当化するために、

 非合理的な

 判断を行う状態を指す。

→開始10分で

「つまらない」

 と思った

 映画でも、

 2000円

 支払ったからとか

 10分みてしまったからとか

 そういう理由で

 残り110分

 見続けてしまう。

 

 

「消費者は満足している」

「ニーズがなくなった」

 なんて言われていますが、

 そこら中に、

「困ったなー」

「ちょっと嫌だなー」

「心がみたされないなー」

 といった

 ニーズが転がっています。

 そうしたニーズを

 いち早く

 見つけた

 一部の企業だけが

 ヒット商品を

 生み出し、

 率先して

 消費者を

「沼落ち」状態に

 しているのです。

 ニーズの発見の

 秘密は、

 人間の「悪」の一つ、

「不満」の見つけ方に

 あります。

 

 

・ジャック・マー

「チャンスは

 常に

 人々の不満の

 中にある」

 

 

・広告会社

 ウォルター・トンプソン社

 1926年に語る。

「モノを売るには、

 言葉も

 また

 売らなくては

 ならない。

 もっとも

 それ以上で

 なければ

 ならない。

 我々は

 人生を

 売らなくては

 ならないのだ」

 

 

・ダニング=クルーガー効果

→Dunning-Kruger effect 。

 能力の低い人物は

 自身の能力を

 過大評価する

 傾向にあり、

 逆に

 能力の高い人物は

 自身の能力を

 過小評価する

 傾向にあります。

 なぜなら、

 能力が低い故に、

「不足」を

 認識できておらず、

 他者の能力も

 また

 正確に

 推定できないからです。

 

 

シェイクスピア

「愚か者は

 自身を賢者だと

 思い込むが、

 賢者は

 自身が愚か者であることを

 知っている」

 

 

・花咲かじいさん

→欲張りで乱暴な老夫婦の行動

「成功した人を

 すぐに真似た、

 学んで

 すぐに

 行動した」

(犯罪的な行動は除外して)

 

 

「強欲」は

 本当に

 いけないこと

 なのでしょうか?

 

 

正常性バイアス

→Normalcy bias 。

 何らかの被害が

 予想される

 状況に陥っても、

 正常な日常生活の

 枠組みの中で

 解釈してしまい、

 事実を認めず、

 都合の悪い情報を

 無視する傾向。

 人間は

 自分の知識にしがみついて

「まだ大丈夫」と

 リスクを

 過小評価してしまいがち。

 

 

・ナイーブ・シニシズム

→Naïve cynicism 。

 自分より

 相手のほうが

 自己中心的だと

 考えてしまう傾向。

 人間とは

 自己中心的な

 生き物である

 という

 見方自体は

「シニカル(皮肉、冷笑的)」なので、

シニシズム冷笑主義)」と

 呼ばれています。

 

 

心理的リアクタンス

→Psychological Reactance 。

 ことわざの

「終わりよければ全て良し」

 の通り、

 結果が出るまでの

 途中のプロセスより、

 結果のみで

 判断してしまう傾向。

 結果を見て、

 因果関係の

 ストーリーを

 あとから

「創作」する

 場合もある。

 

 

・確証バイアス

→Confirmation bias 。

 自分の仮説を支持する

 情報ばかり集めて、

 仮説に反する情報を

 無視する傾向。

 自分の見方が正しい

 と思いたいがために、

 自分の考えを

 捕捉してくれる

 情報を求め、

 書籍や雑誌、WEB情報ばかり

 目を通す。

 逆に、

 違う見方は

「自分で否定するもの」

 として

 遠ざけてしまう。

 

 

・無意識バイアス

→Unconscious bias 。

「自分自身でも

 気付いていない、

 無意識のうちに

 持っている

 偏見や思い込み」で、

 過去の経験や

 習慣、

 周囲の環境から

 いつの間にか

「そういうものだ」

 と捉えている傾向。

 

 

「優良企業」の

「優良経営」の

 パラダイムの多くが、

 実は

 優良企業を

 失敗に

 追い込みかねない。

 

 

・破壊的商品のほうが

 シンプルで

 低価格、

 利益率も低いのが

 通常であること。

 破壊的技術が

 最初に

 商品化されるのは、

 一般に、

 新しい市場や

 小規模な市場であること。

 大手企業にとって

 最も

 収益性の高い

 顧客は、

 通常、

 破壊的技術を利用した

 製品を求めず、

 また

 当初は

 使えないこと。

 概して、

 破壊的技術は、

 最初は

 市場で

 最も

 収益性の低い

 顧客に

 受け入れられる。

 そのため、

 最高の顧客の

 意見に耳を傾け、

 収益性と成長率を高める

 新製品を見出すことを

 慣行としている

 企業は、

 破壊的技術に

 投資するころには、

 すでに

 手遅れである

 場合が

 ほとんどだ。

 

 

・顧客と投資家を

 満足させる

 投資パターンを

 持たない企業は

 生き残れない。

→実質的に

 資金の配分を

 決めるのは

 顧客と投資家。

→顧客が望まない、

 利益率の低い

 破壊的技術に

 十分な資源を

 投資することが

 難しい。

 

 

・新しい市場に

 つながる

 破壊的技術を

 扱う際には、

 市場調査と事業計画が

 役に立った実績は

 ほとんどない。

 

 

・組織の能力は、

 その中で働く

 人材の能力とは

 無関係である。

 組織の能力は

 2つの要素によって

 決まる。

 1つは、

 プロセスである。

 これは、

 組織の

 人員が習得した

 労働力、

 エネルギ、

 原材料、

 情報、

 資金、

 技術

 といった

「インプット」を

 価値の向上という

「アウトプット」に

 変える方法である。

 もう1つは、

 組織の価値基準である。

 これは、

 組織の

 経営者や従業員が

 優先事項を

 決定するときに

 よりどころとする

 基準である。

 

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