ひょっぽこ独学ノート ー抜粋５箇所
独学ノート
→人間は
決定すべき
事項が
多くなると、
勘と経験に
頼るようになる
といわれている。
一般の人は
通常
２～３個の
事項が
絡んでくると、
「えいやっ」と
ものごとを
決めてしまうことが
ほとんどで、
判断力のある人の
場合でも、
７つを超えると
論理的な決断が
下せなくなる
という。
・カリフォルニア州が
ガソリン車禁止へ。
２０３５年までに
ガソリン車や
ディーゼル車の
販売を
禁止する。
ニューサム知事が
排ガスを出さない
ゼロエミッション車を
州内で
義務付ける
知事令に
署名。
乗用車などの運搬部門
同州の
温暖化ガス排出の５割以上
スモッグ公害の要因の８０％
ガソリン車禁止で
予想される
温室効果ガス
排出削減 ３５％
全米人口のうち
カルフォルニア州が
占める割合 １２％
２０１０～１７年の
全米の
電気自動車
新車販売数のうち
同州が占める割合 ５０％
・ソロモン王が
賢者であると
聞きつけ、
田舎から
三人兄弟が
弟子入りしたい
と申し込みに
やってきました。
「ぜひ
私たちに
知恵を
お与えください」
とお願いすると、
ソロモン王は
言いました。
「いつ
知恵を
与えることに
なるのか
わからないが、
それでも
仕えてみる
覚悟はあるか？」
すると、
三人兄弟は、
「何年でも
お仕えします」
と言って、
弟子となりました。
しかし、
一年経っても、
二年経っても、
ソロモン王は
三人兄弟に
知恵を与える
気配がなく、
三年が経過した頃、
三人は
我慢の限界に
きていました。
そこで
「三年仕えましたが、
知恵を
いただけませんでしたので
国に
帰ろうと
思います」
と言ったのです。
すると、
ソロモン王は
答えました。
「長い間
ご苦労であった。
三年仕えてもらった
お礼に
金貨を
１００枚ずつ
三人ともに
あげよう。
それを
知恵の代わりだと
思ってくれ。
もっとも
どうしても
知恵が欲しい
というのなら、
金貨は
渡せない」
これを聞いた
三人は、
金貨１００枚に
目がくらみ、
国へ帰ることに
したのです。
しかし
途中で、
一番下の弟だけが
考え直し、
「３年も
待ったので、
やはり
金貨を
お返しして
知恵を
聞いてきます」
と、
ソロモン王に
金貨を
返しました。
すると、
ソロモン王は、
話しはじめました。
「わかった。
それでは、
お前に
次の
３つの
知恵を
与えよう。
一つ、
旅は
陽が昇ってから
宿を発ち、
陽が落ちるまでには
次の宿に入ること。
二つ、
川の水が
増水している時は、
水が引くのを
待ってから
渡ること。
三つ、
家に戻ったら、
妻には
起こったことを
正直に
話すこと」
兄二人は、
金貨１００枚を
早く
持ち帰ろうと
帰国を
急ぎました。
陽が沈んでも
山道を
急ぎ
登り続けましたが、
頂上に
差し掛かる頃、
天候が
急変し、
冷たい雨が
降り始めました。
風も強く、
びしょ濡れになった
二人は、
暗闇で
道に迷い、
凍死してしまいました。
一方、
早めに
宿に入っていた
弟は
無事でした。
陽が昇って、
兄たちと
同じ道を
歩き出した
弟は、
二人の
兄の死体を
発見し、
大きく
悲しみ、
手厚く
兄たちを
葬りました。
そして、
兄たちの
金貨
計２００枚を
持って
帰ることに
しました。
途中で
川の水が
増水したため、
ソロモン王からの
知恵に従い、
水が引くのを
待ちました。
その間、
ロバに
荷物を積んだ
何人もの商人が、
無理やりに
渡ろうとしたために
水に
流されていました。
３日間
水が引くのを
待ち、
川を渡れた
弟は、
向こうの川岸に
ロバの死体が
流れ着いていて
その背中に
大量の金貨が
入った袋が
くくりつけているのを
発見し、
それも
持って
帰ることにしました。
大量の金貨を
持って
家にたどり着いた
弟は、
妻に
すべてのことを
話しました。
妻は、
すべてを
信用しました。
しかし、
兄の妻二人は、
弟の話を
一切
信用せず、
弟が
二人の兄を
殺し、
金貨を
自分のものに
しようとした
と疑いました。
兄の妻二人は、
弟を
罪人として
ソロモン王に
告発しましたが、
ソロモン王は
兄の妻二人に
言いました。
「私が与えた
知恵に従った
弟の話に
嘘はない」
・知恵は、
真珠よりも
尊く、
あなたの
望む
どんなものも、
これとは
比べられない。
・人生に
いかなる
逆境が
訪れようとも、
知恵があれば
私たちは
平安な心で
人生を
送ることが
できます。
