ひょっぽこ読書記録No.76 『なぜかHAPPYな女性の習慣 心が躍り出す56のアクション』中谷彰宏 だいわ文庫 ー抜粋14箇所
『なぜか「HAPPY」な女性の習慣 心が躍り出す56のアクション』
だいわ文庫
・小さなことで
「幸福感」に
満たされ、
アンラッキーな
出来事も
「ハッピー」に
持っていける
女性が最高。
・ハッピーな女性は、
日常を上質化します。
毎日している
ルーチンを、
クオリティアップしていきます。
アンハッピーな女性は、
非日常で
勝負しようとします。
日常を貧しくして、
非日常だけ
一点
豪華主義にしようと
するのです。
・ラッキーを
求める人は、
ハッピーになれない。
ハッピーは、
求めるものではなく、
感じるもの。
・アンハッピーな女性は、
幸福を求めます。
ハッピーな女性は、
幸福感を求めます。
「幸福」と「幸福感」とは、
違うのです。
幸福は、
現実に
振り回されます。
幸福感は
解釈なので、
現実には
振り回されません。
・ハッピーな女性と
アンハッピーな女性は、
口癖で分かれます。
アンハッピーな女性は、
「うれしい」
と言いません。
プレゼントをもらうと、
「うれしい」
ではなく、
「ありがとう」
と言います。
ハッピーな女性は、
「うれしい」
と言います。
「うれしい」
と言われたほうが、
言われた側も
うれしいです。
「ありがとう」は、
「うれしい」ほど、
うれしさが
ありません。
社交辞令な感じで、
どこか
突き放された感が
あるのです。
忙しい彼に
久しぶりに
会いました。
「うれしい」
と言った瞬間に、
自分が
うれしくなります。
相手も
うれしくなります。
この場が
うれしくなるのです。
「うれしい」
と言われると、
「もっと
うれしがらせよう」
という
気持ちが
湧いてきます。
これが
「うれしい」
の言霊です。
・アンハッピーな女性は、
好きになります。
ハッピーな女性は、
惚れます。
どちらも
相手に
好意を持つことです。
「好き」は
条件つきです。
「男前だから好き」
「お金持ちだから好き」
「優しくしてくれるから好き」
というのは、
すべて
条件付きです。
これは、
銀行で
お金を借りるときに
担保を入れるのと
同じです。
その条件が壊れると、
「男前だと思ったけど、
みんなにモテるから嫌い」
「優しいと思ったけど、
忙しいから嫌い」と、
反転するのです。
これが
「条件つき」
の怖さです。
「惚れる」は
無担保です。
「あの人は冷たいけど好き」
というのは、
崩れようが
ありません。
「冷たいけど好き」
「不良っぽいけど好き」
「モテモテだけど好き」
と言う人は、
ジタバタしなくなります。
ジタバタするところに、
アンハッピー感があります。
「惚れる」は、
何をされても
嫌いにならない
状態です。
無条件に
人を好きになるのです。
「好き」は、
ある日
突然、
「嫌い」に
転びます。
「惚れる」は
条件がないので、
動かないのです。
・モテる人は、
モテる人が好きです。
美人は、
美人が好きです。
ハッピーな女性は、
ハッピーな女性が好きです。
モテない人は、
モテる人が嫌いです。
たとえば、
合コンのときに、
自分を
上回らない子だけ
連れていく人がいます。
好みの男性を
とられるのが
嫌だからです。
そういう人は、
次から
誘ってもらえなく
なります。
自分は
可愛くなくても、
場が華やぐ
可愛い子を
連れていく人は、
結果として
モテるのです。
ハッピーになれない人は、
自分より
不幸な人を見て、
「この子には
勝っている」
ということで
何となく
自分の幸福感を
味わおうとします。
ハッピーになれる人は、
ハッピーな女性を見て
学習しています。
「あの人は、
男性に
話しかけられたときに、
こんな返事の
仕方をしている」
と学べるのです。
「学ぶ」
という
意味では、
アンハッピーな女性も
学んでいます。
アンハッピーな女性の
まわりには、
アンハッピーな女性が
集まっています。
その人の
アドバイスを
聞くのです。
たとえば、
「髪型を
こうしたほうがいい」とか
「勉強なんかしても
意味がない」
と言われます。
アンハッピーな女性の
アドバイスを
真似すると、
自分も
さらに
アンハッピーに
なってしまうのです。
・思い通りに
いかなかったときに、
アンハッピーな女性は、
「ダメだ」と言います。
ハッピーな女性は、
ふれられたときも、
企画がボツになったときも、
「惜しい」と言います。
しかも、
ボツにした人間ではなく、
ボツにされた人間が
言うのです。
人間は、
「惜しい」
と言ったときに、
「あと
もう少し
だった。
よし、
もう一回」
という
気持ちになります。
もう一回
チャレンジしよう、
工夫しよう
と思うのです。
「ダメだ」
と思って人は、
リトライしよう
と思わなくなります。
あらゆるものの
成功・失敗、
幸運・不運、
幸福・不幸は、
紙一重です。
ハッピーな女性は、
これが
わかっています。
だから、
ハッピーになっても、
さらに
頑張ります。
・ハッピーは、
やる気が
湧いてくることです。
アンハッピーは、
やる気が
湧いてこないことです。
悲しいことが
あるかどうかは
関係ありません。
仕事の
やる気が起こらない、
勉強の
やる気が起こらない、
何をすればいいか
わからなくて
やる気が起こらない
というのは、
アンハッピーな状態です。
アンハッピーな女性は、
「やる気が湧いたら
行動する」
と言っています。
これは
順番が
逆です。
ハッピーな女性は、
行動が
やる気を生むことを
知っています。
アクションが
先なのです。
最初は
やる気が湧かなくても、
やっているうちに
楽しくなって、
やる気が湧いてきます。
感情から
行動が
生まれるのではなく、
行動から
感情が
生まれるのです。
笑っているうちに
楽しくなるし、
泣いているうちに
悲しくなります。
楽しくて笑うのでも、
悲しくてなくのでも
ありません。
・アンハッピーな女性は、
人と
差をつけようとします。
ハッピーな女性は、
違いを求めます。
「差」と「違い」の
違いは
何かということです。
「差」は、
同じ軸の中での
競争です。
どちらがスタイルがいいか、
どちらが美人か
というのは、
同じ軸です。
どちらが
TOEICの点数が高いか
というのも、
同じ軸です。
「TOEIC900点」と
「スワヒリ語で
単語を20個
知っている」
というのが、
違いです。
これは
勝負になりません。
TOEIC900点の人に
勝とうとすると、
つらい戦いになります。
並大抵のことでは
ありません。
その人に勝ったとしても、
990点満点を
37回連続とっている人も
いるのです。
それに対抗するには、
スワヒリ語の単語20個しか
ないのです。
勉強している人が
少ない。
「スワヒリ語を勉強している」
というだけで、
拍手してもらえます。
「差」で勝負する人は、
他人軸にいきます。
「違い」で勝負する人は、
自分軸で勝負します。
自分軸は、
他者からの
評価のできない
独自の戦いになります。
競技人口一人なら、
その世界で
トップです。
自分が勝てる
競技を
考えればいいのです。
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・アンハッピーな女性は、
自分を正当化するために
他人を
批判します。
「あなたが
間違っている」
と言うことで、
自分が正しい
と思い込むのです。
ディベートや裁判のような
現場だけではなく、
日常生活でも、
これがあります。
ハッピーな女性は、
「みんな正しくて、
みんな間違っている」
ということを
知っています。
小学校の授業では、
正しい答えは
ひとつでした。
世の中に出ると、
すべてが
正しい答えです。
正解が1個もない
ということは、
みんな
正しい
ということです。
アンハッピーな
女性は、
「正解は
どこかに
1個あるに
違いない」
と思い込んでいます。
小学校時代を
引きずって、
社会に出てきたのです。
小学校で
100点をとっていた
タイプは、
アンハッピーです。
小学校では
100点だったのに、
社会では
100点がとれないことに
納得がいきません。
学校は
100点満点ですが、
社会に出ると、
1万点満点です。
「4つの中から
正しいものを
1個
選びなさい」
というのが、
小学校の問題です。
社会に出ると、
「次の
1万個の中から
選びなさい」
と言われます。
選択肢が
無限にあるのです。
1万個のうち、
正解がゼロのことも
あります。
正しいものが
あるかどうかも、
わかりません。
問題文が
間違っていることも
あるのです。
1万個から
選ぼうとすると、
選択肢を読むだけで
終わってしまいます。
これでは
何も選べません。
ハッピーな女性は、
1番で
いきなり
選びます。
選ぶ生き方の人は、
結局、
何も選べないのです。
世の中の
すべての男性を
見るわけには
いきません。
いい男性に当たったら、
「これ」と、
いきなり
選んでいいのです。
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・日本料理は、
量が少ないのです。
ここが
日本料理の
すごさです。
アメリカ料理は、
こんもり
盛られてきます。
あれは
おいしさの心理を
見逃しています。
お店としては、
サービスのつもりです。
お客様に、
おなかいっぱいに
なってほしいのです。
成熟社会は、
「おなかいっぱい」より、
幸福感が
大切です。
食べ物が十分ない時代は、
おなかいっぱい
食べたいのです。
豊かな時代になると、
「もう少し
食べたい」で
とめられることに、
幸せを感じます。
・アンハッピーな女性は、
助けてもらうことを
ずっと求めています。
ハッピーな女性は、
助ける側にまわります。
たとえば、
災害のときに、
避難所の奥で
おにぎりを
つくっている人は、
生き生きしています。
黒板に表をつくって、
1週間の献立を
みんなで考えます。
お祭りのような
盛りあがり感が
あります。
味が単調にならないために、
献立に
知恵を
絞るのです。
一方で、
並んでいるだけの人は、
「またこれ?」
「もっと
違うのないの?」
「もう飽きた」
と文句を言っています。
どちらも
避難所に来た
同じ避難民です。
つくっている人は、
「すみません」
と言いながら、
生き生きしています。
同じ食材でも、
違う味付けを考えて、
みんなに
つくってあげたいのです。
助けを求める側は、
どんどん
アンハッピーに
なっていきます。
エネルギーが
湧いてくるのは、
助ける側に
まわったときです。
東京が
大きく揺れたとき、
私は
スポーツマッサージに
いました。
マッサージの最中に、
みんなは
「来た、来た、来た」
「揺れてる、揺れてる」
と大慌てです
私はお客でした。
即座に
「倒れそうなもの、
大丈夫?」
と指示していました。
これが
私の
一番落ち着く
方法です。
ダンスの
デモンストレーションの
発表会に出る人は、
みんな
緊張しています。
私は、
自分より
緊張している人を
見つけて、
その人を
落ち着かせます。
そうすることで、
自分の落ち着きが
取り戻せるのです。
この方法は、
災害の時だけではなく、
日常生活でも
使えます。
人間は、
助けを求める側に
まわった時点で、
弱くなります。
私は、
自分より
英語のできる人と
海外旅行に行くと、
不安になります。
その人を
頼りにするからです。
まわりに
自分より
英語のできない人しか
いないと、
突然、
「何とかせねば」
という
気持ちになるのです。
・子どもは、
みんな
ハッピーです。
積み木で
お城をつくって、
笑っています。
積み上げた
積み木が
倒れても、
笑っています。
波が来て
砂のお城が
壊れても、
笑っています。
つくり上げることも、
壊れることも、
どちらも
楽しいのです。
アンハッピーな女性は、
「せっかく
つくったのに」と、
泣いて
終わりです。
また
つくれる
楽しみがあるのが、
積み木やレゴなのです。
つまり、
積み木の
発想がないのです。
アンハッピーな人は、
つくったあとに、
のりで
固めてしまいます。
これまでの
努力がなくなるのが、
嫌で
たまらないのです。
もはや
積み木では
ありません。
壊しては
また
新しいものを
つくることが
できるのが、
人生という
積み木の
楽しみなのです。
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