ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ読書記録No.92 『成功への情熱ーPASSIONー』稲盛和夫 PHP文庫 ー抜粋23箇所

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『成功への情熱―PASSION―』

   稲盛和夫

    PHP文庫

 

 

 

・時代が

 どのように

 変わろうとも

 人間の本質は

 変わらない。

 必要なことは

「人間とは

 何か」

「人生とは

 いかに

 あるべきか」

「人間として

 何が

 正しいのか」

 など、

 人間として

 最も

 基本的な

 倫理、哲学を

 真剣に

 探求することであり、

 その中で

 自己の

 存在意義を

 確認し、

 自らの人生の

 指針としての

 哲学を

 確立することである。

 

 

・現在の

 混迷する

 社会の中で、

 多くの人は

 ただ

 毎日を

 生きることに

 忙しく、

 人生の意味を

 見失い、

 精一杯

 生きることへの

 情熱さえ

 失いかけている。

 しかし、

 本当は

 誰しも

 自分の生き方を

 確立し、

 意義のある

 人生を

 燃えるような

 情熱を持って

 送りたいと

 願っているはずである。

 

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・人生という

 ドラマにおいて、

 自分を

 主役にして

 脚本を書いた人と、

 目的意識もなく

 惰性で生きた人とでは、

 大変な違いが

 できるのです。

 

 

・自分自身を

 客観的に見る

 素直さを持ち、

 過去の失敗から

 学ぼうとする

 謙虚な心を持って

 一生懸命

 努力することが

 必要なのです。

 

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「ごく普通の能力しか

 持たない人間は、

 どうすれば

 大きな成功を

 成し得るのだろうか」

 次に

 掲げる

 ごく単純な方程式が、

 この問いに

 答えてくれます。

 

 人生の結果

 =考え方×熱意×能力

 

「能力」とは、

 健全な肉体や、

 才能、

 持って生まれた

 適性

 などのことですが、

 多分に

 先天的なものです。

 しかし、

「熱意」というのは、

 どうしても

 こうありたい

 という

 強い思いであり、

 自分自身で

 決めることが

 できます。

「能力」と「熱意」は、

 それぞれ、

 最低の0点から

 最高100点の間で

 評価されます。

 仕事をする時、

 この二つの要素は

 掛け合わされるのです。

 したがって、

 飛び抜けた才能が

 なくても、

 自分の欠点を

 知っていて、

 それを補うために

 誰よりも

 情熱を燃やして

 一生懸命

 努力する人は、

 生まれながらの

 才能に恵まれ、

 それを

 鼻にかけて

 たいした

 努力をしない人より、

 大きなことを

 成し遂げることが

 できるのです。

 三番目の要素である

「考え方」は、

 どういう

 心構えで

 人生を送り、

 仕事をするか

 ということです。

「考え方」は、

 マイナス100点から

 プラス100点の幅で

 点数をつけることが

 できます。

 嫉妬、

 恨み、

 憎しみ

 という

 否定的な感情に

 捉われている人は、

 その心構えが

 マイナスになり、

 その結果

 人生も

 また

 マイナスになるのです。

 逆に、

 前向きで

 素直な

 考え方を

 持っている人は、

 素晴らしい人生を

 送ることができ、

 成功することでしょう。

 この方程式を見ると、

 人生の結果

 というものは

 我々自身の手に

 委ねられていることが

 わかります。

 そして、

「考え方」が、

 自分の仕事や

 人生の成功、不成功に、

 どれほど

 大きな決定力を

 与えるか

 ということも

 わかるのです。

 

 

・私が

 京都の

 小さな企業に

 就職した時の

 状況は、

 大変

 ひどいものでした。

 給料は

 遅配され、

 ボーナスは出ず、

 この会社での

 将来に

 私は

 希望を

 失いかけていました。

 私は

 会社を辞めようと

 真剣に

 考えました。

 しかし、

 兄は

 私を叱りつけ、

 新しい就職口が

 簡単に

 見つかるはずはなく、

 家族は

 私の仕送りを

 必要としていることなどを

 諭し、

 思い止まらせて

 くれました。

 私には

 選択の余地は

 ありませんでした。

 会社に留まるほかなく、

 私は、

 自分で

 コントロール可能なもの、

 すなわち

 自分自身を

 変えることに

 したのです。

 仕事に対する

 態度を改め、

 仕事に

 喜びを

 見出すように

 努力することにより、

 この悲惨な状況から

 抜け出そうと

 決心したのです。

 そして、

 研究に

 没頭し始めると、

 素晴らしい成果が

 出てくるように

 なったのです。

 会社には

 際立って

 優秀な人材は

 いませんでしたので、

 私は

 目立つように

 なりました。

 上司から褒められ、

 より一層

 頑張って

 働くように

 なりました。

 そして

 その努力が

 経営陣からも

 認められるように

 なったのです。

 それ以後、

 私の人生は

 大きく

 開かれていきました。

 もしも

 最初から

 もっと

 良い仕事や環境に

 恵まれていたなら、

 今日の私は

 なかったでしょう。

 自分の置かれた状況に

 不平不満の声を

 あげるばかりで、

 その可能性に対して

 心を閉じていると、

 人生の

 本当の恵みを

 見極めることは

 できないのです。

 

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・忙しい毎日を

 送っている

 私たちは、

 その忙しさの中で

 自分を省みることを

 忘れ、

 ただ

 やみくもに

 仕事を

 こなすだけで

 一日を

 終えてしまいがちですが、

 そのような

 日々を

 送るだけでは、

 決して

 自分の

 人間性

 向上させることは

 できません。

 自分の心を

 高めようと

 思うなら、

 自分に対する

 厳しい反省が

 必要なのです。

 反省のある

 人生を

 送らなければ、

 成功そのものが

 没落のきっかけにも

 なりかねないのです。

 

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「今まで

 手がけられた

 主要プロジェクトに

 一度も

 失敗なさったことが

 ないそうですが、

 成功の秘訣は

 何ですか?」

→たいへん

 単純なことです。

 プロジェクトが

 成功するまで、

 私は

 諦めません。

 失敗というのは

 心の

 あり方なのです。

 もちろん

 第一に

 そのプロジェクトが

 本当に

 価値があると

 心底

 納得しない限り、

 着手しません。

 だからこそ、

 いったん

 着手したら

 たとえ

 どんな障害に

 遭遇しても、

 諦めないのです。

 もし

 ある方法で

 成功しなければ、

 成功するための

 別の方法を

 追い求め続けるのです。

 

 

・これまでの

 人生を通じて、

 未来を予見する

 一番

 良い方法は、

 今日を

 真剣に生き、

 明日は

 今日の努力の

 延長である

 と思うことだ、

 と、私は

 信じてきました。

 もし

 明日という日が

 自分の

 思い通りに

 なってほしいなら、

 今日を

 懸命に生き、

 為すべきことを

 確実に

 遂行していくしか、

 方法は

 ないのです。

 経営者には

 一人一人に

 個別の

 経営のやり方が

 ありますが、

 私が

 長期のビジネス計画を

 立てないのは、

 それが

 私の

 経営方式だからです。

 自分たちが

 何を

 目指しているか、

 という

 ビジョンを

 持つことは

 大事なことだ

 と思います。

 しかし、

 長期計画を持つと、

 時には

 自分が

 予言者のように

 思えてしまうかも

 しれませんし、

 嘘つきに

 なってしまうことも

 あるのです。

 

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・私たちは

 決して

 苦痛や悩みから

 解放されることは

 ありません。

 しかし

 最悪の時でさえも、

 明るさを失わず、

 明日に

 希望を持つように

 努力することは

 できるのです。

 

 

・若い修行僧が、

 ある日

 老師に

「地獄というのは、

 どんなところなのですか」

 と尋ねました。

 老師は

 次のように

 答えました。

「地獄には、

 大きな釜の中に、

 うまい

 うどんが

 湯気をたてて

 煮えている。

 ところが

 それを

 食べるには、

 長さが

 1メートルほどある

 長い箸を

 使うしかない。

 何が起きるか

 想像がつくであろう」

 と、老師は

 続けました。

「皆

 お腹が

 空いているので、

 その長い箸で

 うどんを

 争って

 食べようとする。

 しかし、

 箸が長すぎるため、

 うどんを掴むことは

 できても、

 口に入れることが

 できない。

 皆、

 自分が

 真っ先に

 食べようと、

 狂ったようになり、

 ケンカを始め、

 しまいには、

 うどんは

 あちこちに

 飛び散ってしまい、

 誰も

 食べることは

 できない」

 若い修行僧は、

「それでは

 極楽とは

 どんなところですか」

 と尋ねました。

 老師の答えは

 こうでした。

「極楽も、

 実は

 同じように

 なっている。

 ただ

 そこでは、

 人びとは

 うどんを

 長い箸でつまむと、

 釜の

 向こう側にいる人に、

『どうぞ

 このご馳走を

 お先に

 召し上ってください』

 と、すすめる。

 すると、

 釜の

 向こう側にいる人は、

 それを

 有難く受け、

『どうも

 ご馳走さまでした。

 今度は

 あなたに

 お返しを

 させてください』

 と、

 自分の箸で

 うどんをとって

 すすめる。

 そこでは

 全員が

 美味しいうどんを

 食べることが、

 つまり、

 永遠の至福を

 楽しむことが

 できる」

 我々の

 人生においても

 自分のことのみを

 考えるのか、

 それとも

 お互いに

 思いやりを持って

 接するかによって、

 極楽にも

 地獄にも

 なり得るのです。

 

 

・物事を

 あるがままに

 見て、

 さらに

 自己犠牲を

 払ってでも

 成し遂げよう

 という

 心構えが

 できていれば、

 結局は

 克服できない

 問題など

 ないのです。

 

 

・将棋の

 升田幸三名人が

 かつて

 言っておられました。

「対局の山場を

 迎え、

 勝利の一手が

 私の心に

 ひらめきました。

 しかし

 私は、

 頭の中で

 ほかの手を

 何十も考え、

 慎重に

 あらゆる可能性を

 検討することに

 しました。

 ところが

 結局、

 最初の直感が

 一番

 正しかったことが

 わかったのです」

 名人の

 顕在意識が

 仮説を立てるより

 もっと前に、

 戦時意識は

 正しい手を

 はじき出していたのです。

 強烈な出来事や

 度重なる経験は、

 潜在意識に

 蓄積されます。

 そして

 その潜在意識は

 顕在意識に代わって

 驚くべき速さで、

 正しい判断を

 するように

 なるのです。

 あらゆることを

 真剣に

 繰り返すことにより、

 潜在意識が

 迅速に

 正しい判断を

 下せるように

 なるのです。

 

 

《成功への恕熱》

「PASSION」

→PASSIONという

 七文字は、

 経営を行う上で

 最も重要な

 七つの言葉の

 頭文字を

 表している。

①PROFIT 「利益」

→売上を

 最大限に

 伸ばし、

 経費を

 最小限に

 抑える。

 利益を追うのではない。

 利益は後からついてくる。

②AMBITION 「願望」

→潜在意識に

 浸透するほどの

 強く持続した

 願望を持つ。

③SINCERITY 「誠実さ」

→商いの

 相手の身になって

 行動する。

④STRENGTH 「真の強さ」

→強さとは

 勇気である。

 決して

 卑怯な振る舞いが

 あってはならない。

⑤INNOVATION 「創意工夫」

→昨日よりは今日、

 今日よりは明日と、

 自分の創造性を

 発揮して、

 常に

 改良改善を

 続ける。

⑥OPTIMISM 「積極思考」

→常に

 明るく

 前向きに、

 夢と希望を

 抱いて

 素直な心で。

⑦NEVER GIVE UP 「決して諦めない」

→誰にも

 負けない

 努力をする。

 地味な仕事でも、

 一歩一歩

 堅実に、

 努力を怠らずに

 やり遂げる。

 

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・情熱を持つと、

 潜在意識の

 信じられないような

 力が

 発揮されるように

 なります。

 通常の意識

(顕在意識)の

 レベルでは、

 並みの人間が

 天才と競うのは、

 たいへん

 難しいことです。

 しかしながら、

 潜在意識が

 顕在意識の

 何十倍もの

 大きさを

 持っていることについては、

 ほとんどの

 心理学者の意見が

 一致しています。

 

 

・たとえば、失業してしまったので、何とか家族を養う道を探さなければならないとします。そこで、屋台のホットドッグ屋を始めようと決心します。当然のことながら、この商売に「利益(Profit)」を期待します。

 しかし、そこでほかに仕事が見つからないので、仕方なくホットドッグ屋になる、という負け犬のような態度をとってはなりません。逆に、自分自身や家族の励みになるような大きな夢、「願望(Ambition)」を持つべきなのです。強い願望と希望を抱き、一個の独立した企業家として、将来に立ち向かうのです。家族や友人たちに自分の願望を語り、屋台のホットドッグ屋をすることがなぜ自分にとって全力を傾けるほど価値のあることなのかを説明するのです。

 夢を持つことを恐れてはいけません。大胆になるのです。夢に酔うことは決して罪悪ではありません。そこで大事なことは、その夢が自分と一緒になって働いてくれる人々にとっても、またできれば、社会にとっても有益なものであるべきだということです。そしてもっとも大事なことは、「誠実さ(Sincerity)」を持つことです。ほかの人たちに対してだけでなく、自分自身に対しても誠実でなければいけません。完全に客観的で現実的であるためには誠実でなければならないのです。

 自分の夢を頭の中に思い描き、シミュレーションを始める段階では、現実的であることが重要になってきます。そこでは具体的な目的や目標を設定し、頭の中でその目標までのプロセスを考えるのです。たとえば、車を買い、それをホットドッグ屋の屋台として使えるように手を加えることを考えます。

 ホットドッグを調理するためのプロパンガスのレンジを置き、清涼飲料のディスペンサーをつける、という過程を想定します。そして、一番たくさんホットドッグが売れそうな場所に、頭の中で屋台の車を走らせるのです。大学の寮の付近ではどうだろうか、作業員がたくさんいそうな建築現場はどうか、それとも昼食を食べにくる客を相手にしようか、など様々な過程をしたあとで、今度はそういった場所に実際に足を運び、交通量をチェックし、観察・調査をしてみようと考えるのです。

 そして、起こりそうな問題や困難についても考えてみるのです。もし雨が降ったらどうするのか。もし車が故障したら、もしホットドッグの味がお客に不評だったら、もし途中で材料を切らしてしまったらどうすれば良いのか。週末や祭日はどうするか。もし仕入れ業者が品物を提供できなくなったら、もし新しい商売敵が現れたら、などなど。前もって、こういった問題について解決策を考え抜いておくことが、あとで実際に問題に直面した時に、それに立ち向かってゆく「真の強さ(Strength)」と勇気を与えるのです。

 こういった落とし穴を避けて売上を伸ばせるよう、「創意工夫(Innovation)」の方法を考え続けます。昼も夜も考え続けるのです。頭を使うことはタダなのです。そして今頭を使っておけば、あとでいろいろな問題に悩むこともないでしょう。

 このようにして昼も夜も、できれば一カ月でも二カ月でも、計画を練るのです。そうすると、一日にホットドッグが何本売れるか、売上はどのくらいになるのか、出費はどのくらいになるのか、という様々なことが「見えて」きます。雨の日や祭日には、売上の低下を予想して、利益を算出します。こうなると、もう実際に商売を始めているのと同じことです。まるで映画を見ているように、商売がどのように展開していくのか、目の前にはっきりと見えてくるのです。それ自身が命を持っているかのように、リアルにカラーで見えてくるのです。そして、この計画は成功するという確信が心の中に湧いてくるのを感じるようになります。この計画に対して「楽観(Optimism)」的になってきます。それが、事業を始める用意が整った印です。この段階までくれば、ほとんど間違いなく成功します。

 いったん商売を始めたら、もちろん今度はそれを続ける固い決意と粘りを持たなくてはなりません。成功するまで、「決して諦めない(Never Give Up)」ことです。

 この話はかなり単純化してありますが、この中のホットドッグを、皆さんが生産なさっている製品に置き換えれば、同じ原理を応用できるはずです。

 

 

・利益

→利益は

 追うものではなく、

 努力の結果として

 生ずるもの。

①「売上を

 最大に伸ばし、

 経費を

 最小に抑える」ことは、

 いかなる

 企業においても

 成功の基本です。

②「利益」は

 追うものでは

 ありません。

 売上を

 最大に伸ばし、

 経費を

 最小に抑える

 努力を

 継続して

 行うことによって、

 利益は

 自然に

 ついてきます。

 すなわち、

 利益とは、

 たゆまぬ努力の

 結果として

 生ずるものなのです。

③これは

 簡単に

 聞こえるかも

 しれませんが、

 そうでは

 ありません。

 企業は

 それを経営する人物を

 反映します。

 企業というものは、

 経営者が

 意図するように

 伸びるものであり、

 売上を

 最大に伸ばして

 経費を

 最小に抑えるためには、

 経営者の

 すさまじいほどの

 強い意志の力と

 想像力が

 必要とされます。

 つまり

 経営者には

 強く、

 はっきりとした

「願望」が

 必要なのです。

 

 

・願望

→強く持続した

 願望を持つ。

①強く

 持続した

 願望を

 抱けば、

 それは

 潜在意識の

 一部となります。

②企業家は

 まず、

 自分の会社を

 どのように

 経営していきたいのか、

 明確なビジョンを

 持たなくては

 なりません。

 何を望むか

 という

 単なる夢では

 不充分なのです。

 そうではなく、

 願望を強くし、

 ビジョンを明確にして、

 それが

 潜在意識の

 一部となるように

 しなければ

 なりません。

 そういう

 真の願望は、

 具体的で

 かつ

 崇高な

 目標、

 動機、

 そして

 理想に

 満ちたものでなければ

 ならないのです。

③それほどの

 強い願望を

 持っているにも

 関わらず、

 環境が

 変化して

 経営に

 悪い影響を

 及ぼすことがあるかも

 しれません。

 たとえ

 そうでも、

 そういう

 変化を

 言い訳にしては

 いけません。

 障害が

 予期できる場合も

 できない場合も、

 それを

 克服するほど

 強い決意がなければ

 ならないのです。

 

 

・素晴らしい

 チャンスは、

 ごく平凡な

 情景の中に

 隠れています。

 それは

 強烈な

 目標意識を持った

 人の目にしか

 映らないものなのです。

 

 

・1960年代半ば、

 私は

 日本で

 最も尊敬されている

 ビジネスマンの

 一人である、

 故松下幸之助氏の

 講演を聴く

 機会がありました。

 講演のテーマは

ダム式経営」でした。

 氏は

 聴衆に向かって、

 ダムが

 いつも

 一定の水量で

 満たされているように、

 我々も

 蓄えを持って

 事業を

 経営しなければ

 ならない、

 と話されました。

 質疑応答の際、

 聴衆の一人が

 質問しました。

 松下氏の考え方の

 健全さを

 褒めたたえたあとで、

 自分には

 余分な資金がない

 と言いました。

 そして

「どうやって

 ダム(蓄え)

 をつくれば

 良いのでしょうか」

 と尋ねたのです。

 松下氏は、

 自分も

 その答えは知らない

 と言いました。

 その後、

「しかし」

 と、氏は続けました。

「まず

 蓄えが要ると

 思わな

 あきまへんな」

 聴衆は

 それでは

 答えにならないと

 笑いましたが、

 私は

 その言葉に

 強い感銘を

 受けたのです。

 私が学んだことは、

 何か事を起こす時は、

 まず

 思い込まなければならない

 ということです。

「これが

 理想的であることは

 わかっているけれど、

 現実には

 そんなことは

 不可能だ」

 と、自分に言い続けていたら、

 何も起こせはしないでしょう。

 信じていないもののために

 努力することは

 できないのです。

 強烈な願望を

 描き、

 心から

 その実現を

 信じることが、

 困難な状況を

 打開し、

 物事を

 成就させるのです。

 

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・人間というのは

 弱い生き物なので、

 自分の意欲を

 高めてくれるような

 動機が

 必要なのです。

 

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・誠実さは

 愛と調和を

 もたらす。

①ビジネス上の

 取引を行うには、

 買い手と売り手という

 二者が

 必要です。

 成功する取引というのは、

 両者が共に

 満足できる状態から

 生まれるものなのです。

 誠実さは、

 このような

 双方が

 満足できる

 人間関係の

 土台となります。

②仕事のパートナーを

 満足させるべきです。

 一方のみが

 得をし、

 他方が

 苦しむような

 関係では、

 長期にわたる

 ビジネスへの

 成功は

 望めません。

 成功できるリーダーは

 誠実さと

 相手への思いやりを通して、

 調和をもたらすことが

 できなければならないのです。

③ビジネスで

 成功するには、

 スポーツ競技の

 プレイヤー以上に、

 強い闘争心を

 持たなくては

 なりません。

 しかし

 企業家というものは、

 それだけではなく、

 心の底に

 誠実さ、

 思いやり、

 そして

 優しさをも

 持っていなければ

 ならないのです。

 コーチが

 試合で勝つために

 チームの

 一人一人に

 ベストを尽くすことを

 要求するように、

 リーダーも

 また、

 正直で

 誠実な

 方法で、

 チームを

 勝利に

 導かなければ

 なりません。

 しかも、

 スポーツ競技のように

 明確な

 勝者と敗者を

 生み出すのではなく、

 ビジネスでの

 勝利は

 調和を

 作り出すべきもの

 なのです。

 

 

・経営者は、

 バランスのとれた

 人間性

 持たなければ

 なりません。

 事業では、

 次から次へと

 重要な決断を

 迫られます。

 他の役員や

 弁護士

 または

 銀行などから

 反対されても、

 なお

 信念を持って

 断固として

 計画の実行に

 邁進しなければ

 ならない時が

 あります。

 また、

 いち従業員の

 言葉に

 謙虚に

 耳を傾け、

 自らの過ちを認め

 勇気を持って

 計画を変更しなければ

 ならない時も

 あるかもしれません。

 つまり、

 慎重さと大胆さの

 両方が

 必要なのです。

 これは、

 慎重でも大胆でもない、

 中庸な性格で

 あるべきだ

 という意味では

 ありません。

 経営者は、

 重要な

 意思決定を

 しなければ

 ならないので、

 円満な

 人柄以上のものが

 必要となるのです。

「一流の知性とは、

 二つの

 相対する考えを

 同時に

 心に抱きながら、

 しかも

 正常に機能し続けられる

 能力である」

 と、

 アメリカの作家、

 F・スコット・フィッツジェラルド

 言っています。

 つまり、

泣いて馬謖を斬る

 という言葉が

 あるように、

 経営者には、

 人情味あふれるものを

 持ちながらも、

 冷酷なまでに

 厳しくなければ

 ならない時が

 あるのです。

 ひとつの

 人格の中に、

 相反する

 両極端を

 あわせ持ち、

 局面によって

 正常に

 使い分けられるのが、

 バランスのとれた

 経営者なのです。

 

 

 

 

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