ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ読書記録No.110 『ユダヤ人大富豪の教え』本田健 だいわ文庫 ー抜粋5箇所

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ユダヤ人大富豪の教え』

   本田健

     大和書房

 

 

 

・舵取りが

 悪ければ、

 豪華客船でも

 沈む。

 

「君には

 潮の流れが

 見えるかい?

 海に出ていく人間が

 最も気をつけるのが、

 潮の流れと

 風の流れだ。

 人生も

 これと同じだよ。

 流れに

 意識を向けなければ、

 下手をすると、

 命を落とすことにも

 なりかねない。

 たまたま

 このボートは

 エンジンが

 ついているからいいが、

 ヨットなんかだと、

 潮と風の流れの

 読み間違いは

 致命的だ。

 多くの人は、

 そんな流れがあることすら

 気づかない。

 そして、

 どの船に乗るかしか

 考えないのだ。

 大きければいいと

 考える

 連中がいる。

 でも、

 いくら

 船室や施設が

 良くても、

 船長の舵取りが

 悪ければ、

 タイタニックのような

 豪華客船でも

 沈むのだ。

 私は、

 手漕ぎボートから

 始めて、

 自分で

 船を大きくしてきた。

 潮の流れを読み、

 風を読み

 自分の

 行きたいところへ

 行く人生を

 実現できた。

 それは、

 何よりも、

 大きな

 潮の流れを

 読む力が

 あったからなんだよ。

 成功するのに

 必要なのは、

 流れを読む力だ。

 物事の

 奥深くを

 見通す力だよ。

 社会の流れが

 どうなるのか、

 お金の流れが

 どこへ行こうと

 しているのか

 を予測することだ。

 財を成す連中は、

 それに

 全神経を使う。

 私のように、

 戦争で

 運命を

 翻弄された者は

 特に

 そうだ。

 国の方向性が

 悪ければ、

 その国から

 脱出する覚悟も

 いるんだ。

 君には

 想像できない

 だろうけれど、

 自分の生まれた

 文化を愛することは

 素晴らしい。

 でも、

 今いる場所を

 いつ

 離れてもいいような

 心のフットワークの

 軽さは

 いつも

 持っていなさい」

 

 

「必要なもの」と

「欲しいもの」の

 違いを知る。

 

「お金に

 縁のない人は、

 この二つが

 一緒だと

 思っている。

 金持ちになる人は

 この違いを

 よく知っている。

 必要なものとは、

 生活をしていく上で

 必要不可欠なもの。

 欲しいものは、

 なくても

 生きていけるものだ。

 多くの人は、

 欲しいものが

 必要なものと

 勘違いする。

 そして、

 これがなくては

 いけないものだと

 自分や家族に

 信じ込ませ、

 それを買う。

 この世の中には、

 ものを買うことへの

 誘惑が

 山ほどある。

 君が

 お金持ちに

 なれるかどうかは、

 ほんの少しの

 違いだけだ。

 貧乏人の口癖は、

『普段

 頑張っている

 ご褒美に

 買っちゃおう!』。

 一方、

 金持ちの口癖は、

『今の私には

 必要ないな。

 またに

 しておこう』」

「それは

 おもしろいですね。

 うちの父も

 同じようなことを

 言っていました」

「それは、

 素晴らしい

 お父さんを

 持ったものだね。

 買い物に対しての

 ちょっとした

 態度の違いが、

 金持ちと貧乏人を

 分ける。

 私の言うことを

 すべて忘れても、

 これだけは

 覚えておきなさい。

 欲しいものが

 出てきたら、

 1週間

 待ちなさい。

 それでも

 欲しいものは、

 もう1週間

 待ちなさい。

 それでも

 欲しければ、

 そこで

 買ったらいい。

 この

 少しの時間を

 待つ癖があれば、

 余分なものを買う

 確率が

 ぐんと

 減る」

 

 

「君に

 お金のことを

 教えたのは、

 単に

 君を

 金持ちにする

 ためではない。

 君らしい人生を

 送る際に、

 お金のパワーに

 邪魔されないために、

 お金のことを

 教えているのだ。

 両親が

 お金に対して

 健全な関係を持ち、

 子供に

 お金の教育を

 授けていたら、

 その人は

 人生とお金について

 うまく考えられるだろう。

 幸せに生きている

 連中は、

 お金のことを

 日常的に

 考えていない。

 それだけ、

 お金に邪魔されずに

 生きていくことが

 できているわけだ。

 しかし、

 大半の人間は、

 人生の決断をするとき、

 お金に影響されている。

 安いとか、

 高いとかに始まり、

 自分に

 それを買うのは

 無理だとか

 決めてしまう。

 それが、

 自分の幸せに

 直接

 繋がることでも、

 お金を言い訳に

 行動するのを

 諦めてしまう。

 お金の達人になる

 素晴らしさは、

 いったん

 そのレベルに達すると、

 人生から

 お金が消えてしまうことだ。

 人生の

 あらゆる側面で、

 お金が

 君の邪魔をしなくなる。

 私は、

 もう随分前に、

 日常的に

 お金のことを

 考えなくなった。

 ある意味、

 私の人生から

 お金というものが

 なくなったのも

 同然だ。

 誰かに

 お金の話をするときぐらいしか、

 思い出さなくなってしまった。

 不思議なものだね。

 若い頃は

 お金のことばかり

 考えていたのに」

「今の僕には

 とても

 考えられませんね」

「自分の

 住みたいところ、

 着たいもの、

 やりたいこと、

 食べたいもの、

 持ち物すべてを

 自分の好きなように

 決められたら、

 それ以上に

 お金を持つ

 意味はないだろう。

 お金を

 自由に

 操ることができれば、

 自分の

 やりたい人生を

 生きることができる。

 お金のことを

 マスターすることが

 できれば、

 そんな魔法のような

 人生が

 可能になるのだ」

「その反面、

 お金に振り回されると、

 どうなりますか?」

「幸せな金持ちは、

 富を実現する過程で、

 不思議なことに

 気づく。

 誰か

 個人が、

 お金を所有することは

 実は

 できないことだ。

 お金は

 社会の中を

 流れる

 川のようなもの。

 そして、

 川の流れを

 独占することは

 できないことを

 知るのだ。

 川の流れの周りに

 小さい運河を

 掘って(ビジネス)、

 自分の領地に

 水を流すことはできる。

 けれども、

 そこから

 川の流れは

 別の場所へ

 行くのだ。

 無理に

 自分の領地内に

 とどめておこうとすると、

 水が氾濫して、

 とんでもない悲劇を

 生む。

 相続争いなどは

 このいい例だ。

 また、

 溜め込むばかりで、

 流れを

 生み出さないと、

 水は腐ってしまう。

 実際のお金は

 腐らないが、

 資産家で

 何も

 仕事をやらない

 人は

 得てして

 病気になるものだ。

 幸せに

 金持ちになった

 連中は、

 このことを

 体験的、

 直感的に

 理解する。

 だから、

 自分のところに来る

 お金の流れを

 ポジティブな方向へと

 流す。

 そうすることで、

 お金のパワーに

 やられずに、

 逆に

 川の流れを

 大きくすることに

 なることを

 体験的に

 知っているのだ。

 金持ちになるのに

 手っ取り早い方法は、

 流れをつくることだ。

 お金に

 縁のない人は、

 何とか

 溜め込もうとする。

 でも、

 それは、

 ご飯は

 たくさん食べるが、

 トイレに行って

 出すのは

 もったいないので、

 我慢するのと

 似ている。

 要するに

 流れさえあれば、

 豊かになれるのに、

 それを

 信頼できない。

 だから、

 一生懸命

 トイレを我慢する。

 それを

 想像しただけで

 体に良くないことは

 すぐ

 分かりそうなものなのにね」

 

 

・富を築こうと

 思ったら、

 最愛の人と

 結婚し、

 いつまでも

 幸せでいることだね。

 それは、

 どれだけの富よりも

 素晴らしい。

 私が

 今の奥さんから

 高校時代から

 ずっと

 離れなかったのも、

 わかるだろう。

 第一、

 今まで

 女性に

 プレゼントしたものが

 全部

 手元に残るか、

 他人のものになるのか、

 それだけでも

 莫大な違いを

 生むじゃないか。

 

何と!動画スキルだけじゃなくて営業スキルも!【CHAPTER TWO】

 

「自分のやっていることが

 拡大して、

 周りが

 君に注目するように

 なると、

 様々なことが

 起こる。

 自分が自分だと

 思っている人間と、

 周りがこういう人だと

 思う人間が

 ずれてくるのだ。

 最初の頃は

 たいしたことのない

 違和感だとして、

 君も

 無視するだろう。

 しかし、

 成功するにしたがって、

 この違和感が

 無視できないほどに

 苦しくなってしまうのだ。

 このずれを

 しっかり

 捉えていないと、

 君の内部で、

 あるとき

 自我が崩壊してしまう。

 ひと言で言って、

『自分が

 誰か

 わからなくなってしまう』

 のだ。

 ほとんどの人は、

 君の

 本質の部分ではなく、

 君の

 まわりにあるもの

(お金とか社会的な成功)

 に目を奪われるからね。

 君自身が

 しっかりしていたら、

 何も

 恐れることはない。

 けれど、

 周囲から吹く

 風の強さに

 自分を

 見失ってしまうことが

 あるというのを

 知っておきなさい」

「自分が

 誰かを

 知っていれば、

 外部からの声に

 惑わされない

 ということですね?」

「その通り。

 君は、

 他人のために

 良かれと思って

 行動するタイプだから、

 その部分が

 君の足を

 すくうことに

 なるだろう」

「どういうことですか?」

「ひと言で言うと、

 人が良くなろうと

 思わないのを

 見て、

 傷ついてしまう

 ということだよ。

 ほとんどの

 人間は

 人生を良くしたいとは

 考えていない。

 君は

 世界人類に

 幸せに

 なってもらいたいと

 思っている。

 そのギャップに

 君は

 耐えられなくて、

 苦しむだろうと

 言っているのだよ」

「確かに

 その通りですね。

 どうすれば

 いいのですか?」

「人は、

 それぞれ

 ベストな人生を

 送っていると

 信頼してあげることだよ。

 それぞれの

 人にとって、

 ベストな

 タイミング

 というのが

 あるものだ」

 

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普通じゃない!「動画クリエイター」スクール【CHAPTER TWO】