ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひ。抜粋ノート(抜粋39箇所)

 

 抜粋ノート

 

 

f:id:ReincarnationLove:20220219164651j:plain



・お金は

 天国に

 持っていけないことと、

 お金は

 紙だということ。

 

 

・多くのお年寄りが、

 使い切れない

 お金を

 誰にも

 話すことなく

 亡くなっている。

→2011年、

 亡くなったからの

 4%が相続税を収めている。

→1兆2520億円弱

→死ぬまでに

 使い切れないほどの

 お金を

 貯めこんでいる。

 

 

・お金とは、

 もともと

 自然界にあったものとは

 異なり、

 人間が

 自分たちの

 都合に合わせてつくった

「道具」

 にすぎない。

 

f:id:ReincarnationLove:20220219164755j:plain



・「お金」が発明されて

 初めて

 人々は

 好きなことを

 仕事にする

 自由を

 手にした。

→富の蓄積。

 より広範囲、

 より長時間での

 交換が可能。

→人々の暮らしは、

 飛躍的に

 豊かになった。

 

 

・文明や経済発見の歴史

 = お金という概念の発展の歴史

 

 

・人間の

「働く」という

 行為を

 多様で

 豊かにする

 偉大な発明。

 

 

・トルコが位置する

 アナトリア半島

→世界で最初の

 貨幣(コイン)が生まれた地域。

エレクトラムインゴット」

→リディア(紀元前7世紀頃)

 『歴史』ヘロドトス

 

 

・お金としての

 必要な機能

 (交換の媒介物)

→価値の交換と

 支払いの手段になること。

 価値の尺度たりえること。

 価値の蓄積保存ができること。

 

 

イスラム帝国の「小切手」

→紙幣の原型

 

 

スウェーデン

 国家でなく、

 銀行が発券した

 初めての紙幣。

 スウェーデン国立銀行 1668年

→世界最古の中央銀行

 

 

・兌換紙幣 イギリス

・不換紙幣(信用紙幣)

ニクソンショック 1971年

→「交換の媒介物」という存在から、

 人と人との間にある

「信頼の媒介物」としての

 特性を強めていく。

 

 

・信頼がなければ、

 人はお金を使えない。

 

 

・「交子」という紙幣

→1000年前 宋の時代

 歴史上初めて

 紙幣を生み出した国。

 四川省付近。

 

 

・3つの信頼

①紙切れそのものに

 その値段の価値がある

 という信頼

 (国家・銀行・紙幣を作った人への信頼)

②自分が誰かから受け取る

 お金に寄せる信頼

 (ボロボロの紙幣に価値があるのかという信頼)

③受け取る相手、

 他人が

 その金額に対して寄せる信頼

 

 

・お金を稼ぐことも

 お金を使うことも、

 本質的には

「信用の取引」

 になった。

 

 

アメリカでは、

 クレジットカードを

 保有することが、

 その所有者の

 社会的な信用度に直結。

 

 

・クレジットカード

→1950年代 アメリ

 ダイナースクラブ(創業者アクナマラ)

 

 

・今の私たちがいる

 お金の世界も、

 ほんの50年前に、

 人間によって

 つくりだされた

 仕組みでしかない。

 現代のお金は

「不換紙幣」となり、

「信頼の媒介物」となっている。

 信頼がなければ、

 お金を使うことすらできない

「新しいお金の世界」が

 到来し始めている。

 

 

・NEXT11

 経済成長が期待される

 新興国11か国

インドネシア

 韓国

 フィリピン

 ベトナム

 バングラデシュ

 エジプト

 イラン

 トルコ

 メキシコ

 ナイジェリア

 パキスタン

 

 

バーナード・ショー

→20代の頃より

 10倍お金持ちになったという

 60代の人間を

 見つけることは

 簡単だ。

 だが、

 そのうちのだれもが

 10倍幸せになった

 とは言わないはずだ。

 

 

・「人」と「お金」の関係には、

 4種類ある。

①幸せなお金持ち。

②お金を持っているのに不幸な人。

③お金がないのに幸せな人。

④お金がなくて不幸な人。

 

 

バングラデシュ

 BRAC

 黄金のベンガル

 「世界最貧国」なのに

 「心豊かな国」

→お金がないことと、

 心が貧しいこととは別。

→現在のお金の世界に生きる

 私たちは、

 お金があることを

 幸せになるための

 必要条件として

 思い込んでいる?

 

 

・「お金持ちになる」ということの

 本質的な意味。

→人間が持つ、

 平等で

 絶対の

資産である

「時間」を

 自らのものとして

 使える。

→「他人の時間」を

 お金で使えるようになる。

 

 

マハトマ・ガンジー

 Happiness is when what you think, what you say, and what you do are in harmony.

 

 

・「幸せ」とは、

 自らが考える

「理想」

 を実現した状態。

 

 

・「世界最貧国」の定義

→お金があるかどうか。

 つまり、

 経済的に、

 物質的な豊かさで

 評価された表現。

 その国の人々が

 いかに心豊かで、

 信頼関係に恵まれているか

 について考慮されない。

保有するお金の量と

 幸せの大きさは

 比例しない。

 

 

デンマーク

→日本人と同じくらい稼いで、

 世界でもっとも短い時間しか

 働かない人々。

→働く時間と

 幸せな時間の長さも

 比例しない。

 

 

・なぜ日本人は

「幸せな時間」

 を増やすことが

 できないのか?

→「お金を稼げば、とりあえず幸せになれる」

 という観念が

 存在しているから?

 

f:id:ReincarnationLove:20220219164858j:plain



・お金を「目的」にして振り回される人。

 お金を「道具」として使いこなす人。

 

 

・お金を「目的」として捉える人。

→お金がないと

幸せになれない。

 お金があれば

幸せになれる。

 お金とは、

 自分の働く時間と

 交換して得るもの。

 サービスや製品の対価として

 支払うお金は

 なるべく

 少ないほうがいい。

 無意識で、

 お金は面倒くさいもの、

 ありすぎると不幸になるもの

 として見ている。

→お金自体の

 価値とパワーを

 盲目的に信じて

「道具」

 であることを

 見落としている。

→手に入れることが

「幸せ」につながる

 とする考え。

→お金そのものを

 生きる「目的」

 とする考え。

 でも、

 どこかで

 お金自体を

 汚いモノとして

 捉えている。

→ネガティブな

 お金観を持つ人が多い。

 

 

・お金を「道具」として捉えている人。

→お金とは

 本質的には

 無価値だが、

 人間が発明した

 偉大なる

「信頼の媒介物」

 である。

 最も大切なことは、

 人と人との

 信頼関係そのものを

 醸成していくこと。

 お金とは

 自らが生み出した

 付加価値の対価として

 受け取るもの。

 お金を支払うということは、

 その相手に

 自らの信頼を渡す

 ということ。

 だから、

 必ずしも

 安ければ良い

 というわけではない。

 お金は、

 他者との信頼関係を築き、

 その信頼を交換し合い、

 自らの理想を

 実現させるためのもの。

→ポジティブな

「道具」として

 捉えている。

 

 

ウガンダ

→お金を寄付してもらうことが

 生きる目的となった人々。

 何の迷いもなく

 外国人には

 ダメ元で

 寄付を求める

 という雰囲気。

 2000年代前半まで、

 国家予算の

 約半分に相当する額を

 国際的な援助に依存。

「魚は与えるけど釣り方は教えない」援助。

→ただの

「お金をくれる人」と

「援助を請う人」という

 浅はかな関係。

→出会えてよかった

 とうい喜びや、

 信頼関係のある絆は

 何も生まれない。

→お金を増やすことはできない。

 幸せは何も生まれない。

 

f:id:ReincarnationLove:20220219164954j:plain



・信頼を築かずに得たお金は、

 人を遠ざけていく。

 

 

・お金を、

 自分と他人が

 幸せになるための

 道具として

 使う。

→他者を支配するために

 お金を使う

 のではなく、

 自身と他人を

 幸せにする

 何かをつくり出すために

 お金を使う。

 

 

・お金が欲しいのならば、

 お金を稼ぐ(働く)こと。

 お金を使うことを通じて、

 他者との信頼関係を築くこと。

→誰かと誰かの

 信頼関係があるところに

 お金は集まってくる。

 

 

Crunch Base」サイト

 

 

信頼の可視化。

 

f:id:ReincarnationLove:20220219165032j:plain



アンドリュー・カーネギー

→お金が貴いのは、

 それを

 正しく得ることが

 難しいからである。

 さらに

 正しく得たものを

 正しく使うことが

 難しいからである。

 

f:id:ReincarnationLove:20220219165111j:plain



・私たち人間は、

 お金を

 コントロールできるほど

 成熟していない。