ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ読書記録No.160 『お金を恵むなら全員に』タルムード

 

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《お金を恵むなら全員に》

 

 

 

 人に

 お金を恵む時は、

 全員に

 配ったほうが

 良い。

 もらった人が

 恵んでもらったという

 惨めな気持ちに

 ならないで

 済むからだ。

 しかし、

 どうしても

 一人の人に

 お金を恵む時は、

 むしろ

 その人に

 お金を貸す形を

 取ったほうが

 良い。

 貸し借りは

 対等だから、

 借りたほうが

 惨めにならないで

 済む。

 その代わり

 取り立てしては

 ならない。

 返せる時に

 返してもらうようにせよ。

 

 

・借りた者を

 惨めに

 扱うなかれ。

 尊重を

 傷つけない

 貸し方をせよ。

 相手の尊重を

 重んじる

 態度でいること。

 

 

 困っている人に

 お金を恵んであげれば、

 恵んだほうは、

「良いことをした」

 と気分が良いものだ。

 施しができた

 という

 優越感も

 あるかもしれない。

 しかし、

 恵んでもらったほうは、

 ありがたい

 と思うと同時に

 自分の境遇を

 惨めに感じることも

 多いはずだ。

 特に

 大勢の前で

 施しを受けた場合は、

 自尊心が

 痛むだろう。

 ユダヤ教では、

 決して

 人を

 そんな惨めな気持ちに

 させてはいけない

 と教える。

 施しは

 隠れて行え

 という。

 だから

 特定の一人にだけ

 お金を恵むのではなく、

 そこにいる全員に

 お金を配れ

 というのである。

 しかも、

 たとえ

 相手が

 一人であったにしても、

「恵む」

 という形を

 取らず、

「貸し付け」

 の形を取れ

 と教える。

 ユダヤの神は、

 お金の扱い方に関しても、

 徹底して

 弱者の側に立つ。

 お金の貸し借りについて、

 ヘブライ聖書には

 細かいルールまで

 記載されている。

 

①借主の家に

 担保を

 取りに行っては

 ならない。

 家の外で

 借主が

 担保を

 持って出てくるのを

 待っていなければ

 ならない。

②借主の家に

 立ち入っては

 ならない。

③借主の

 着物、寝具、身の回りの品は、

 夕方には

 借主に

 返却しなければ

 ならない。

④夫を亡くした

 女性の衣類は

 担保に

 取っては

 ならない。

 

 あくまで

 貧しい者の側に

 立った戒律である。

 

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