ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ読書記録No.112 『Steve Jobs Ⅰ スティーブ・ジョブズⅠ』ウォルター・アイザックソン 井口耕二訳 講談社 ー抜粋11箇所 

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Steve Jobs スティーブ・ジョブズⅠ』

   ウォルター・アイザックソン

    井口耕二訳

     講談社

 

 

 

「僕は

 子供のころ、

 自分は文系だと

 思っていたのに、

 エレクトロニクスが

 好きになってしまった。

 その後、

『文系と理系の

 交差点に立てる人にこそ

 大きな価値がある』と、

 僕の

 ヒーローのひとり、

 ポラロイド社の

 エドウィン・ランドが

 語った話を

 読んで、

 そういう

 人間になろうと

 思ったんだ」

 

 

・21世紀という時代に

 価値を生み出す

 最良の方法は

 創造性と技術を

 繋ぐことだと

 ジョブズ

 理解していた。

 だから、

 想像力の飛躍に

 素晴らしいエンジニアリングを

 結びつける会社を

 作ったのだ。

 

 

・1982年、

 アップルのオフィスにて。

 市場調査をするかと

 尋ねられ、

「いや、

 欲しいモノを

 見せてあげなければ、

 みんな、

 それが

 欲しいかなんて

 わからないんだ」

 と否定する。

 

 

ジョブズ

 図書館に通い、

 コトケと一緒に

 禅の本を

 たくさん

 読むようになる。

 鈴木俊隆の

『禅へのいざない』や

 パラマハンサ・ヨガナンダ

『あるヨギの自叙伝』、

 リチャード・モーリス・バックの

『宇宙意識』、

 チョギャム・トウルンパ・リンポチェの

『タントラへの道

 ―精神の物質主義を断ち切って』

 などだ。

 エリザベスの部屋の

 天井裏に

 瞑想室を作り、

 インドの絵に

 絨毯、

 ろうそく、

 香、

 座禅に使う

 座布団の坐蒲などを

 持ち込んだ。

「天井の一部が

 開くように

 なっていて、

 そこから

 天井裏に入ると

 大きな空間が

 あったのです。

 そこで

 サイケデリックドラッグを

 使ったことも

 ありますが、

 だいたいは

 瞑想をしていました」

 ジョブズにとって、

 禅宗を中心とする

 東洋思想に

 傾倒したのは

 一時の気の迷いでも

 若気のいたりでも

 なかった。

 いかにも

 彼らしい

 激しさで

 追及し、

 東洋思想を

 自分の中に

 取り込んでいく。

 ふたたび

 コトケの証言――。

「スティーブは

 禅と

 深くかかわり、

 大きな影響を

 受けています。

 ぎりぎりまで

 削ぎ落した

 ミニマリスト的な美を

 追及するのも、

 厳しく

 絞り込んでゆく

 集中力も、

 皆、

 禅から

 来るものなのです」

 ジョブズ

 また、

 直感や洞察を

 重視する

 仏教の教えにも

 強い影響を受け、

「抽象的思考や

 論理的分析よりも

 直感的な

 理解や意識のほうが

 重要だと、

 このころに

 気づいたんだ」

 とのちに語っている。

 ただ気性が激しかったため、

 解脱して

 涅槃にいたることは

 できなかった。

 禅を追求したが、

 心の安寧に

 得られなかったし、

 他人に対する

 姿勢が

 和らぐことも

 なかったのだ。

 

 

「僕にとっては

 真剣な探求の

 旅だった。

 僕は

 悟り

 という

 考え方に心酔し、

 自分は

 どういう

 人間なのか、

 何を

 するべきなのか

 を知りたいと

 思ったんだ」

 

自動でポイ活【Uvoice】

 

「未来を予測する

 最良の方法は、

 自分で

 作り上げることだ」

 

 

・アンディ・ハーツフェルドは

 マックチームに

 参加したとき、

「やらなければならない

 仕事が大量にある」と、

 もうひとりの

 ソフトウェアデザイナー、

 バド・トリブルから

 教えられた。

 ジョブズ

 設定した期限は

 1982年1月。

 1年もなかった。

「それは無理だ。

 不可能だ」

 とハーツフェルドは

 抗議したが、

 ジョブズ

 反対意見に

 耳を貸さないのだと

 トリブルは言う。

「この状況は、

スター・トレック』の

 言葉が

 一番よく

 表現できると思う。

 スティーブには、

 現実歪曲フィールドが

 あるんだ」

「は?」

「彼の周囲では

 現実が

 柔軟性を持つんだ。

 誰が

 相手でも、

 どんなことでも、

 彼は

 納得させてしまう。

 本人がいなくなると

 その効果も

 消えるけど、

 でも、

 そんなわけで

 現実的な

 スケジュールなんて

 夢なのさ」

 名付け親の

 トリブルによると、

 この言葉は、

スター・トレック』の

「タロス星の幻怪人」

 という回から

 思いついたという。

 宇宙人が

 精神力だけで

 新しい世界を

 生み出す

 お話だ。

「現実歪曲フィールド」は、

 警告であるとともに

 賛辞でもあった。

「スティーブの

 現実歪曲フィールドに

 とらえられるのは

 危険なのですが、

 でも、

 あの力があるから

 実際に

 現実を

 変えられたわけです」

 最初は

 そんな大げさな

 と思った

 ハーツフェルドも、

 2週間ほどで

 それが本当だと

 思い知った。

「カリスマ的な物言い、

 不屈の意志、

 目的のためなら

 どのような事実でも

 捻じ曲げる熱意が

 複雑に絡み合ったもの

 ――それが

 現実歪曲フィールドです」

 この力から

 逃れる術が

 まずないことも

 ハーツフェルドは学ぶ。

「その存在を

 意識しても、

 現実歪曲フィールドは

 効果を

 発揮するんですよ。

 なんとか

 無効化できないものかと

 様々な方法を

 検討しましたが、

 結局、

 ほとんどの人は

 諦め、

 自然界には

 そういう力も

 存在するのだと

 受け入れてしまいました」

 事務所の冷蔵庫に

 入れておく飲み物を、

 炭酸ではなく

 オドワラの

 有機オレンジジュースと

 有機にんじんジュースにすると

 ジョブズが宣言したときは、

 それをネタに、

 前面には

「現実歪曲フィールド」、

 後ろには、

「その秘密は

 ジュースにあった!」

 と書かれた

 Tシャツを作った

 メンバーさえいた。

 現実歪曲フィールドは、

ジョブズ

 よく嘘をつく」

 をオブラートにくるんだ

 表現のようにも

 見える。

 しかし

 現実は、

 もっと

 複雑な話である。

 歴史的な事実であれ、

 あるアイデア

 会議で提案したのが

 誰かという

 記憶の話であれ、

 何が真実なのかを

 考えることなく

 断言してしまう。

 他人に対してだけでなく

 自分に対しても、

 現実の認識を

 強烈に拒むのだ。

 この点については

 ビル・アトキンソン

 同じように

 考えている。

「スティーブは

 自分自身でさえ

 騙してしまいます。

 そうして

 自ら信じ、

 血肉としているからこそ、

 ほかの人たちを

 自分のビジョンに

 引きずり込めるのです」

 大なり小なり

 現実を

 捻じ曲げるひとは、

 もちろん、

 たくさんいる。

 ジョブズの場合は、

 何かを成し遂げるための

 戦法として

 それを使う。

 ジョブズ

 戦術に長けているのに対し、

 ウォズニアックは

 正直を

 絵に描いたような

 人物だが、

 そのウォズも

 現実歪曲フィールドの

 効果は

 すさまじいと

 認めている。

「論理的に

 ありえない未来を

 見ているとき、

 彼は

 現実歪曲の力を

 発揮するんだ。

 僕なら

 ほんの数日で

 ブレイクアウトゲーム

ブロック崩し)が

 設計できるって

 宣言したときみたいにね。

 本当のはずがないって

 みんなが思うのに、

 彼は

 なんだかんだで

 本当にしてしまうんだ」

 マックチームの

 メンバーだった

 デビ・コールマンによれば、

 いったん

 現実歪曲フィールドに

 とらえられると

 催眠術にかかったように

 なるらしい。

「彼を見ていると

 ラスプーチン

 思い出します。

 レーザーのように

 見つめられると

 まばたきさえ

 できなくなります。

 紫色のクールエイドでも

 何でも

 差し出されたものを

 飲んでしまうのです」

 彼女も

 ウォズニアックと

 同じ意見で、

 現実歪曲フィールドが

 あったから

 世界が変わった、

 ゼロックス

 IBMとは

 比べものにならないほど

 少ない資源で

 コンピュータの歴史を

 変える成果が

 出せたのだと言う。

自己実現型の歪曲で、

 不可能だと

 認識しないから、

 不可能を

 可能にしてしまうのです」

 現実歪曲フィールドの

 根底にあったのは、

 世間的なルールに

 自分は従う

 必要がない

 という

 確固たる信念だ。

 証拠もあった。

 子供時代、

 自分が望む形に

 現実を曲げることに

 何度も

 成功しているのだ。

 しかし、

 ルールを

 無視してもいい

 という

 信念を生んだ

 最大の源は、

 頑固で

 反抗的な

 彼の個性だろう。

 

 

ジョブズの世界観で

 もうひとつ

 特徴的なのは、

 何でも

 二分してしまう点だ。

 人は

「賢人」か

「馬鹿野郎」しか

 いないし、

 その仕事は

「最高」か

「最低最悪」しか

 ない。

 このやり方について、

 どう思うか、

 マックのデザイナーで、

 良いほうに

 分類されていた

 ビル・アトキンソン

 聞いてみた。

 

 スティーブの下で

 働くのは

 大変でした。

 神か

 くそったれか

 極端ですからね。

 神なら奉られ、

 何をしても

 許されます。

 ただ、

 私のように

 神側に分類された人間も、

 自分は

 ただの人間であり、

 間違いも犯せば

 屁だってこくと

 よくよく

 わかっています。

 だから、

 いつか

 祭壇から

 蹴り落されるのではないかと

 恐れていました。

 一方、

 優れたエンジニアで

 一生懸命

 働いているのに

 くそったれ側に

 分類された人は、

 何をしようが

 まともに

 評価されないし、

 自分の身分が

 上がることもないと

 感じていました。

 

 この分類は

 固定的ではなかった。

 人ではなく

 アイデア

 対象の場合には、

 切り替わる可能性も

 かなりあったのだ。

 ジョブズ

 さっさと

 意見を翻す。

 ハーツフェルドに

 現実歪曲フィールドの

 話をしたとき、

 トリブルは、

 高電圧の交流のように

 ジョブズの考えは

 大きく変化するという

 指摘もしている。

「それは

 すごいとか

 ひどいとか

 言われたからといって、

 翌日も

 同じ意見だとは

 限らない。

 新しく提案すると

 だいたいは

 アホなアイデアだって

 言われるけど、

 本心では

 いいなと

 思っていた場合、

 1週間後に戻ってきて、

 自分が思いついたかのように

 そのアイデア

 提案してくれたりするんだ」

 あまりに

 大胆な

 転回テクニックで、

 バレエの名手、

 ディアギレフも

 真っ青というところだ。

「この言い方では

 駄目だとわかると、

 スティーブは、

 さっさと

 切り替えて

 別の角度から

 切り込んできます。

 突然、

 対立している相手と

 同じことを

 言い出す場合も

 あります。

 まるで、

 前々から

 そう考えていたかのようにね。

 面食らいますよ」

 と語ってくれたのは、

 ハーツフェルドだが、

 ゼロックスPARCから

 テスラーとともに

 移籍してきた

 プログラマー

 ブルース・ホーンも

 似たようなことを

 何度も

 経験したそうだ。

「温めていたアイデア

 話して

 大馬鹿野郎と

 言われたのに、

 翌週、

『すごく

 いいことを

 思いついたぞ!』

 と私のアイデア

 教えにきてくれたりするんです。

『先週、

 私が

 お話ししたことですが?』

 と言っても、

『うんうん、

 とにかく

 進めてくれ』

 で終わりです」

 ジョブズの頭には、

 激しい意見が

 ポンと

 浮かんだとき、

 その鋭い

 ピーク信号を

 平滑化する回路が

 欠けているとも

 考えられる。

 だから

 マックチームでは、

 オーディオ回路に

 用いられる

「ローパスフィルター」

 という概念を

 応用することにした。

 ジョブズからの

 入力に対し、

 信号の

 高周波成分の振幅を

 小さくする処理を

 施すわけだ。

 こうすれば

 データセットのぶれが

 スムーズになり、

 乱高下する

 彼の言動から、

 いらつく

 ジッタの少ない

 移動平均

 得られる。

 ハーツフェルドは言う。

「両極端に振れる

 言動を

 何回か

 経験した後、

 我々は、

 スティーブの信号に

 ローパスフィルターを

 適用し、

 極値

 反応しないように

 なりました」

 

 

「優れた人材を

 集めれば

 甘い話をする

 必要はない。

 そういうものだと

 僕は学んできた。

 そういう人は、

 すごいことを

 してくれると

 期待をかければ

 すごいことを

 してくれるんだ。

 特A+のプレイヤーは

 そういう人同士で

 仕事をしたがるし、

 Bクラスの

 仕事でいいと

 言われるのを

 嫌がる。

 そう、

 最初のマックチームは

 教えてくれた。

 そのチームの

 メンバーなら

 誰でも、

 苦労しただけのことは

 あったと

 答えるはずだ」

 事実、

 ほとんどの

 メンバーから

 そういう答えが

 返ってきた。

 デビ・コールマンの

 言葉を

 紹介しよう。

「会議のとき

 スティーブは

『この大馬鹿野郎が。

 何ひとつ

 まともにできんのか』

 などと

 怒鳴っていました。

 しょっちゅうという

 感じでしたね。

 でも、

 彼のところで

 働けた私は、

 間違いなく

 世界一幸運な人間だ、

 そう思っています」

 

 

・リード時代に

 聴講した

 カリグラフィーの

 クラスで、

 ジョブズは、

 セリフや

 サンセリフ

 プロポーショナルスペーシングに

 行送りなど、

 活字書体について

 学び、

 大好きになった。

 初代マッキントッシュ

 設計していたとき、

 その記憶が蘇る。

 マックは

 ビットマップ方式だったので、

 エレガントなものから

 風変わりなものまで

 いくらでも

 フォントを

 搭載することができた。

 どんなフォントでも、

 ピクセル単位で

 スクリーンに

 表示できるからだ。

 このフォントを

 デザインするため、

 ハーツフェルドは

 フィラデルフィア

 ハイスクール時代に

 知り合った友人、

 スーザン・ケアを

 リクルートする。

 ふたりは

 フィラデルフィア

 メインラインを走る

 通勤列車にちなみ、

 オーバーブルック、

 メリオン、

 アードモア、

 ローズモントなどといった

 名前を

 フォントに付けた。

 これに

 興味を引かれた

 ジョブズは、

 ある日、

 フォント名について

 こう提案する。

「そんな小さな町の

 名前など、

 誰も知らない。

 付けるなら、

 “世界的に有名”な街の

 名前にすべきだ」

 シカゴや

 ニューヨーク、

 ジュネーヴ

 ロンドン、

 サンフランシスコ、

 トロント

 ベニスといった

 名前のフォントが

 使われているのは

 そのせいだと

 ケアは言う。

 マークラたちは、

 何故

 ジョブズ

 そんなに

 活字に

 のめり込むのか

 理解できなかった。

「彼は

 フォントについて

 すごく詳しく、

 素晴らしい

 フォントが必要だと

 いつも

 力説していました。

 私は

 いつも

『フォントだって?

 もっと

 大事なことが

 あるだろう?』

 と言っていました」

 マッキントッシュ

 搭載された

 美しいフォントの数々は、

 のちに、

 レーザープリンター

 素晴らしい

 グラフィックス機能と

 組み合わされ、

 デスクトップパブリッシング産業を

 興すとともに

 アップルの収益を

 大きく

 後押しする。

 また、

 それまでは

 印刷業者や編集者など、

 あちこちに

 インクの染みがついた

 人々にしか

 知られていなかった

 フォントについて、

 うんちくを傾けるという

 ちょっと屈折した

 楽しみが、

 ハイスクールの新聞部から

 PTAニュースの

 編集をする母親まで、

 ごく普通の人々に

 広がったのも

 マックのおかげだ。

 ケアは、

 ファイルを捨てる

 ゴミ箱などの

 アイコンも作った。

 GUIの

 重要な要素だ。

 ケアは

 ジョブズ

 そりがあった。

 シンプルさを

 大事にするとともに、

 マックを

 特徴的なものにしたい

 という想いが

 共通していたからだ。

 そのケアが語る。

「スティーブは、

 だいたい、

 毎日、

 仕事が終わるころ

 覗きに来ました。

 いつも、

 何が新しくできるのかを

 知りたがっていましたね。

 美的感覚に

 優れていますし、

 細かなビジュアルについても

 鋭いものが

 ありました」

 ジョブズ

 日曜日の午前中にも

 出社することがあったので、

 その時間帯、

 職場にいて、

 彼が来たら

 新しく開発したものを

 見せられるように

 しておくなど、

 ケアは

 用意周到だった。

 それでも、

 問題が発生することは

 あった。

 マウスのクリック速度を

 高めるアイコンに

 うさぎを使ったところ、

 ふわふわした毛が

 はしゃぎすぎだと

 却下されたこともある。

 ジョブズは、

 ウィンドウや

 ドキュメント、

 スクリーンの

 頂部に表示される

 タイトルバーにも

 たっぷりと

 注意を払った。

 どうも

 ピンとこないと

 うなっては、

 アトキンソンとケアに

 何度も何度も

 やり直しを命じる。

 リサの

 タイトルバーは

 黒くて

 とげとげしいと

 嫌っていた。

 マックには

 もっと

 滑らかなイメージで、

 ピンストライプを

 あしらったものにしたい

 というのだ。

「満足してもらえるまで、

 タイトルバーだけで

 20回は

 やり直したと

 思います」

 とアトキンソンは言う。

 ケアとアトキンソンは、

 タイトルバーを

 ちょこちょこ

 いじるより他に

 もっと大事なことが

 あるのでは、

 と文句を言ってしまったこともある。

 すぐさま

 怒鳴り声が

 返ってきた。

「毎日

 見るものなんだぞ!

 ちょっとしたことじゃない。

 ちゃんと

 やらなきゃ

 いけないことなんだ」

 

 

「僕らは

 皆、

 少しの間しか

 地上にいられない。

 本当に

 すごくて

 上手にできることなんて、

 たぶん、

 ほんの少ししか

 ないんじゃないかな。

 どのくらい

 地上にいられるかなんて、

 誰にもわからない。

 もちろん、

 僕にもわからない。

 でも、

 若いうちに

 多くのことを

 しなければ

 ならない。

 ――そう

 思うんです」

 

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