ひょっぽこ読書記録No.2 (抜粋17箇所)『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル
『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル
・樹木一本 作れるマッチは百万本
マッチ一本 燃える樹木は百万本
・奇跡を起こすエネルギーはあなた自身の中に、つまり、あなたの頭脳と精神の中にすでに存在している。その存在とは、あなたの潜在脳力である。
・アリストテレスのテキスト
→まず、こぶしを作ってみてほしい。それは何なのか?
ただのこぶしである。そのこぶしで何ができるだろうか?
誰かを殴り倒したり、物を動かすことはできるが、そうたいしたことはできない。
こぶしを作る前は、もともと何だったのだろうか?
答えは簡単である。「開いた手」である。
こぶしを開いて、それで何ができるか考えてみてほしい。
開いている手は、今や素晴らしい道具である。
こぶしではできなかったことが無限といえるほど可能になる。
あなたの心もそれと同じである。
・その秘密を発見したとき、あなたは、望むものを何でも手に入れることができる。大自然の法則や他人の権利を侵さない限り、富でも何でも、すべてあなたのものなのである。そのために支払う代価は物ではない。「考える」ことである。「考える」ということは、じっくり学習し、熟考し、計画するということも含む、広い意味合いを持っている。
・「私は世界中でいちばん難しいことをしているんだーーー考えることだよ」
・考えること
学ぶこと
計画を立てること
実行に移すこと
・どんな逆境の中にも、それと同等かそれ以上の、より永続的な利益の種子(たね)が含まれている。
・自己啓発書は通常、小説のように読まれないものである。小説では、その作者が結末をコントロールしているが、自己啓発書では、読者が結末をコントロールするからである。
・力となるのは、単なる知識ではなく、応用された知識なのである。
・願望や目標を持つのは義務であって、決してぜいたくなことではないのです。願望とは、夢見ることではなく、夢を現実に変えていくことなのです。夢を持って、その夢の実現のために代償を支払う用意のある人は、幸せだと思うのです。
・私はありふれた人間ではありたくないのです。
私は安定を求めるのではなく、
機会を求めたいと思います。
そして、願望を明確にし、人生設計をし、
自分の目的のために冒険したいと思っています。
・私はほどこしを受けたくはありません。
私は“自由”を、どんなものとも引き替えにしたくありません。
また他人の奴隷にもなりたくはありません。
おどしにも屈しません。
・はっきりとした願望や目標を持つこと、
そしてこの価値ある願望や目標を達成するために、
燃えるような意欲を育むこと。
・あなたが所有している脳という人間コンピュータでは、
あなたが思考を指示し、感情をコントロールし、
そして運命を定めることができる。
この優れた脳力を発揮するためには、
当然のことながら犠牲を払わなければならない。
その犠牲とは“時間”である。
毎日、わずか30分間、
創造的な思考の時間を持つようにすること。
・人生では、
よほど慎重かつ大胆に企画し、
かつ行動しない限り、
希望するものを確実に手に入れることはできない。
そしてまた、
願望や目標に対して、
どれだけ進展があったのかを毎日チェックすることも、
不可欠な条件である。
・この世の中に代償を伴わない成果などない。
しかしあなたが支払う代償は、
あなたが得る成果に比べると、
極めて小さなものである。
・「思考を現実化する」を十二分に活用する方法
①私たちは習慣の動物である。習慣は私たちに有利に働くこともあれば、不利に働くこともある。習慣の働きを活かすためには、『思考を現実化する』を読むために、毎日一定の時間と場所を決めよう。
②快適で邪魔される恐れのない場所を選ぼう。読書に際してはできるだけ同じ場所を使うようにしてほしい。
③毎日の読書に一定の時間を費やすよう訓練すべきである。10分から15分ほどが適当で、長くなくてもよいのである。たとえば通勤の行き帰りの電車の中で読むのもよい。いずれにせよ、習慣化があなたの意欲を維持させるのである。
④毎日読んだことをノートに書き留めて、要点を把握すること。あなたにとっていちばん大切な鍵となる原則(principle)を各項目から1つリストアップする習慣を身につけてもらいたい。その他の行動指針、アイデア、技術、ノウハウを追加するときは、ノートの別の箇所にリストアップしよう。
⑤各々の章にある重要項目をまとめた「エッセンス」を復習して、本書の全般から学んだ教訓を、心に深く刻みつけること。これらのアイデアや教訓を、あなたの永久保存用ノートに記録し、毎日の生活の中でこれらの教訓を行動に移すよう、常に心がけてほしい。