ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ読書記録No.46 『そうだ、売国しよう』原作鳥羽徹 漫画えむだ キャラ原案ファルまろ ー抜粋9箇所

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   『そうだ、売国しよう』

    天才王子の赤字国家再生術

      原作 鳥羽徹

      漫画 えむだ

      キャラ原案 ファルまろ

 

 

 

「この状況下でも

 毎日の仕事を

 丁寧にやっていることを

 知っている。

 大きな問題を

 解消するには

 小さな問題を

 解消する力が

 必要だ。

 一つ一つ

 問題を

 解消すれば、

 必ず

 状況は変わる」

 

 

「国売って

 トンズラしてえ!

 なーにが

 ひとつひとつ

 問題を解消すれば

 だ!

 多すぎなんだよ!

 嘘ですぅ~

 無理ですぅ~」

「ま~た

 そんなこと

 言って。

 人目がなくなると

 すぐだらしなく

 なるんだから……

 もう少し

 シャキッと

 しなさい!」

 

 

「それに

 フラーニャにしか

 できないことがある。

 明るく笑ってくれたら

 俺も父上も

 元気をもらえる」

 

 

「国民にとっては

 不信感のほうが

 大きい。

 特に

 軍部は

 今日の会議で

 撤退となることを

 期待している。

 その期待を

 突っぱねれば

 下手したら

 クーデターが

 起きるかもしれない。

 それくらい

 事態は

 切迫している。

 もちろん

 民衆の声も

 聞いてやりたいが……

 駐留自体は

 マイナスなこと

 ばかりでも

 なかったりする。

 何といっても

 駐留代金

 結構

 もらえてるし

 正直

 助かってるから

 ぶっちゃけ

 帝国に

 媚びを売りたい!」

 

 

「あんな大国に

 逆らっても

 面倒なだけ

 なんだよな……

 かといって

 早々に

 尻尾振って

 失望されても

 嫌だし」

 

 

「まずい……

 向こうの意図が

 読めない……

 議論のペースを

 握られてる……」

 

 

「そう拗ねるなよ。

 どんな国だって

 いつかは

 滅びるもんさ。

 それが

 たまたま

 俺たちの代だった

 ってだけだよ。

 それに

 民にとって

 国なんてものは

 ただの器だ。

 俺がいなくなろうと

 新たな為政者の下で

 しぶとく

 生き延びるさ」

 

 

「どぉ~したもんかなぁ。

 ここまで

 大勝しちまうとは……

 また余計な仕事が

 増えるな……」

 

 

「ほどほどの

 勝利だったら

 ストップ

 かけられたんだけどな……」

 

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