ひーぶろぐ。

読書していたときに心に触れた言葉を残しています。

ひょっぽこ読書記録No.52 『感動の会議』寺沢俊哉著 ディスカヴァー ー抜粋14箇所

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   『感動の会議』

      寺沢俊哉著

       ディスカヴァー

 

 

・会議の達人

 3つの原則。

①自ら、

 明確な

 ゴール

(意図)を

 持つ。

②課題達成だけでなく、

 参加者の満足を

 引き出す。

③会議の

 オーナーとしての

 責任をとる。

 

 

サン・テグジュペリ

→船を

 つくりたかったら、

 人に

 木を

 集めてくるように

 言ったり、

 作業や任務を

 割り当てることを

 しないで、

 はてしなく

 続く

 広大な海を

 慕うことを

 教えましょう。

 

 

・エマーソン親子が、

 子牛を

 小屋に

 入れようと

 していた。

 息子が

 引っぱり、

 エマーソンが

 後ろから押したが、

 うまくいかない。

 二人は、

 自分たちの

 希望しか

 考えて

 いなかったのだ。

 アイルランド生まれの

 女中は、

 常識を

 わきまえていた。

 彼女は、

 子牛が

 何を

 欲しがっているかを

 考え、

 自分の指を

 子牛の口に

 含ませ、

 それを

 吸わせながら、

 優しく

 子牛を

 小屋の中へ

 導きいれた。

 

 

「みなさんは、

 サラリーマンという

 職業を

 選択した。

 個人事業者でもないし、

 経営者でもない。

 ビルの大家さんで、

 何もしなくても

 家賃収入のある

 人もいる。

 でも、

 サラリーマンの

 いいところは、

 どこにあると

 思う?

 それは、

 会社の

 お金を

 使って、

 自分で

 とれる

 リスク以上の

 大きな仕事が

 できることだ。

 私は、

 皆さんに、

 ヒットを

 期待していない。

 会社という

 舞台があるのだから、

 何年かかっても

 いいので、

 ぜひ、

 大振りして

 ホームランを

 狙ってほしい」

 

買い物をすると現金が戻ってくる♪【monoka】

 

リンカーン

→木を一本

 切るのに

 8時間も

 もらえるなら、

 私は

 最初の6時間、

 斧を研ぐのに

 費やす。

 

 

・会議のレシピ

①範囲

「私たちは、

 会議で、

 何を

 取り上げたい

 のでしょうか?」

②開催理由

「なぜ

 今、

 私たちは、

 忙しい中、

 わざわざ

 この会議を

 開催しないと

 いけない

 のでしょうか?」

③理想の姿

「どうなっていたら

 いいでしょうか?」

④タイトルづくり

「どのようにしたら

 “理想の姿”に

 なるでしょうか?」

⑤会議のゴール

「この会議の

 終了時点で、

 どのような

 状態になっていたら、

 成功といえる

 でしょうか?」

⑥グランドルール

「会議の実施に

 あたって

 守るべきこと、

 大切にすること

(ルール・価値観)は

 何でしょうか?」

⑦関連情報

「実施にあたって、

 押さえるべき

 関連情報

(過去~現在)は

 何でしょうか?」

⑧参加者

「参加者は

 誰で、

 その人に、

 何を

 期待しますか?」

⑨時と場所

「いつ、

 どこで

 実施しますか?

 どんな環境を

 整えますか?」

⑩進行表(プロセス)

「共鳴→発見→合意を、

 どのように

 構成しますか?」

 

 

「この会議の

 終了時点で、

 どのような

 状態に

 なっていたら、

 成功と

 いえるのか?」

 

 

・ここまで、

 ゴールゴールと

 書いてきましたが、

 会議の

 ゴールを

 決めることには、

 それによって、

 進化する会社になる、

 という

 重要な

 副次的効果も

 あります。

 

 

・会議のゴールを設定する。

→終了時に評価ができる。

→評価に基づいた振り返りができる。

→会議という仕組みの改善が進む。

 

 

・「2の原則」

①人は、

 2分

 無言だと

 不安になる。

②20分までは、

 一方的な話でも、

 どうにか

 聞き続けることが

 できる。

③20分間の

 昼寝は

 満足感が

 得られる。

④終日の会議でも、

 1つのテーマは

 2時間までに

 する。

 

 

世阿弥

「夜の申楽では

 様子が一変する。

 夜遅く

 始めれば

 定めて湿るもの。

 されば、

 昼であれば

 二番目に

 演じる曲を、

 夜は

 初番に

 演じるべし」

→つまり、

 夜の会議は

 疲れるもの。

 最初の

 インパクト、

 つかみで

 注目を

 集めることが

 必要

 と言っている

 わけです。

 

 

・緑色の壁の

 部屋は、

 ピンク色の

 部屋よりも、

 時間が

 早く進む。

 そのため、

 作業を

 短く

 感じさせるためには、

 緑(工場など)。

 楽しみを

 長く

 感じたければ、

 ピンクの壁が

 適している

 と言われます

(娯楽施設など)。

 

 

・また、

 机のある会議と、

 椅子だけの会議。

 参加者同士が、

 心を開き合うためには、

 後者のほうが

 適しています。

 アメリカ映画では、

 ドラッグ依存症の

 人が

 円になって、

 椅子に座って

 語り合う

 場面が

 登場しますね。

 日本の

「車座」も、

 相手と

 自分の間に

 障害(机)を

 つくらず、

 円形に並ぶことで

 上下関係を

 つくらず、

 本音が

 言いやすい

 環境を

 つくっています。

 70%の

 会議は、

 机なし、

 椅子だけで

 クリップボードを手に

 資料を見ている

 型式のほうが

 効果的です。

 無駄な

 配布資料は

 なくなるし、

 席も

 自由に

 変えられます。

 

 

・見えること

(視覚)、

 聞こえること

(聴覚)、

 体の感じ

(体感覚)。

 このように、

 言葉以外の

 五感に

 訴えるのは、

 とても

 効果があります。

 なぜなら、

 こうした

 細かい工夫には、

 参加者が

 気付かないからです。

 意識的に

 行うものより、

 無意識に

 訴求するもののほうが

 強力なのです。

 

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